奈良市は柳生町にある炭焼きへ。
炭焼きをやる柳生にある場所へ。
大学時代の友達たいぞうにお願いして。
彼のおじいちゃんが炭焼きをしていた。
そして、現在も、彼の親戚のオジサンが炭焼きをしているそう。
と言う訳で、たいぞうにお願いして炭焼きをする柳生町へ。
80歳を超えてもなお、山に入り、木を切り、炭を焼く。
今回行った時は、2人が炭焼きをしていた。
人数はもっと多いらしいが、段々と人数は減っていっているそう。
朝の11じぐらいにお邪魔するが、すでにお二人ともできあがっていた。
お酒を嗜みがら作業をするのが恒例なそう。
結構飲んでいはった。
お二人を手伝いに、炭焼きに興味がある方々と一緒に作業をしていた。
音楽家、陶芸家、陶芸の窯を販売する人、整体師、元先生等々、いろいろな面子の人が来ていた。たいぞうは役所勤務。
職人さん気質で、寡黙の人たちかなと思っていたが、終始和やかな雰囲気。
聞けば快く教えてくれるし、写真もたくさん撮らせて頂けた。
炭を出す
窯の中は170センチ弱の僕が立てる程の大きさ。
これほど大きい炭焼き窯は珍しいそう。
昔は山ごとに、小さい窯を作って、そこの山の木を炭にして、また違う場所に窯を作って移動していたそう。
この窯は20年前ぐらいに建てられた大きな窯だそう。
窯の外で、炭を並べていく
並べ方が重要だそう。
炭が出し終わって、最後に残りの小さな炭を集めているときの風景
炭を並べていく
できるだけ隙間を作らないように、
自転車で通る子供たち。
『僕のやつ炭になった?』
おじさんたちに尋ねる。
小学校で、缶に松ぼっくりや小さな木を入れて、炭にしてもらうそうだ。
『まだできてへんわ』おっちゃん。
『お前どこの坊主や?』
『ーとこ。』
父親の名前を言うと、一発でどこの誰かがわかってしまう田舎。
都会だと、どこの誰かが分からない。
田舎ではそう言う訳にはいかない。
田舎にある風景は日本どこでもそんなに変わらないのかな〜?
自転車を漕ぐ彼らの後ろ姿から、自分の幼少期を思い出した。
炭を焼く手
自然と共に生活がある人の顔は何だか穏やかだ。
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