不幸ではなくなっても、幸福になれるわけではない
当たり前のことだが、生きていると必ず皆、幸福を追い求めている。なるべく人生を幸せに生きたいと思うのは人間として、ごくありふれた普通の感情だ。
幸福を追い求めていく中でまず考えることは、不幸を消し去るという行動ではないか、そんな僕も常に不幸、不自由さと言うもの消し去ろうと思って生きてきた。
人生を振り返ってみて最大の不幸と言えば、腹が痛い事が多かったという事だ。過敏性腸症候群という病気を患っているせいで、高校生の頃はずっと腹が痛かった。外に出るのもトイレを気にして楽しめない