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2020年1月の記事一覧
【読書感想文】僕の人生には事件が起きない(岩井勇気著/新潮社)
うちはTBSラジオ「ハライチのターン!」のリスナーでハライチファンなので、躊躇することなく購入。お笑いコンビ、ハライチ岩井勇気氏のエッセイ集。僕はハライチをお笑い界のニューエイジだと思っている。
地味な方だとしばらく思っていたが、派手なばかりが面白いわけではないことを気付かされた。大声でツッコミをしなくても、すごい特徴がなくても、裸になって股間を隠さなくても、芸は達成できる。僕、こういう視点をも
【読書感想文】静寂とは(アーリング・カッゲ 著/辰巳出版)
タイムラインで目に留まり、「静寂」というキーワードはタイプなのでそのままAmazonで購入。
著者は、世界ではじめて三極点(北極点・南極点・エベレスト山頂)に到達したノルウェーの冒険家アーリング・カッゲ氏。「静けさとは何か。それはどこにあるのか。それがなぜいま重要なのか」をテーマに、自身が静寂について考えた随筆が並んでいる。
「静かな場所」に憧れる。なんで憧れるんだろう。誰にも注意を払わなくて
【読書感想文】他者と働く─「わかりあえなさ」から始める組織論(宇田川元一 著/(NewsPicksパブリッシング)
青山ブックセンターでうろうろしているときにカラフルな装丁が目に留まり、パラパラとめくると「ナラティヴ」という言葉が目に入ってきた。そういえば最近よく聞く単語だな、と勉強してみたくて手に取った。
「ナラティヴ」という単語は、臨床心理学から生まれた「ナラティヴ・アプローチ」からきているようだ。今は様々な意味で使われていて、現代のマジックワードのような印象。
ナラティヴ(narrative)というと
【読書感想文】シンプルだから、贅沢(ドミニック・ローホー 著/講談社)
スマホが登場してSNSが社会に普及し情報に触れる時間が増えた今、人間というもの、人間という営みを再考するタイミングなのか。「シンプル」は思想として拡散し始め、ある種のイデオロギーになりつつある。果たしてシンプルとは何か。僕は静・ミニマリズムなどにあたるキーワードを好んでいるので、シンプルには憧れる。
本書の目次に目を通すだけでも、この本の趣旨はほのかに伝わってくる。
・選択肢が多いほど幸福度は
【読書感想文】アウトプット大全(樺沢紫苑 著/サンクチュアリ出版)
ビジネス書ランキングの棚に置いてあるところをペラペラめくり、一度は置いて帰ったものの、どうしても気になり手に取った本。
「現実世界はアウトプットでしか変わらない」
「自己成長はアウトプットの量に比例する」
本を読んでもアウトプットをしない自分にとって耳が痛くなるフレーズが刺さり、もちろんこうやって読書感想文を書いているのもこの本を読んだ効果が出ている。
「読む」「聞く」= インプット
「話す