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【長野県】【1泊2日】信州の鎌倉 別所温泉で超楽わがまま旅行

はなぴきです。
今回は、長野県 上田市にある別所温泉をメインにした、歴史と温泉を堪能する1泊2日旅をレポートします。

休日!!といっても、金曜まで仕事、月曜からも仕事・・・
遊びたいけれど、しっかり体も休めたい。
そう思っている方におすすめしたいのが、今回の旅行先「別所温泉」です!

東京から片道1時間半。
遊びと休みの両方を叶える旅に
出かけましょう😊


旅程

START:上田駅
↓徒歩15分
①上田城跡公園
↓徒歩15分
②柳町
↓上田駅まで徒歩15分、
↓上田駅から別所温泉駅まで電車で約30分
③別所温泉駅
↓徒歩10分
④北向観音堂
↓徒歩10分
⑤安楽寺 八角三重塔(国宝)
↓徒歩10分
⑥常楽寺
↓徒歩12分
⑦南條旅館に宿泊
↓徒歩30秒
⑧共同浴場 大湯
↓徒歩10分
⑨別所温泉駅
↓別所温泉駅から上田駅まで電車で約30分
GOAL:上田駅


アクセス

東京駅から上田駅までは、新幹線あさまorはくたかで約1時間半。
移動時間が非常に短くストレスフリー!

東京駅 8:30発→上田駅 9:56着のあさまに乗って向かいました。
東京駅で朝ごはんを調達し、車内で食べながらのんびり過ごしていればあっという間に上田駅に到着します。

本日のBEST SHOT📷

国宝 八角三重塔 @安楽寺


1日目:上田駅からスタート

大きな荷物は上田駅直結のコインロッカーに預けてしまいましょう!
大まかな行程としては、上田駅付近を散策したのちに預けた荷物を回収し、電車で別所温泉へ向かいます。散策時の負担を軽くするため、ここで身軽になっておきます。

上田の歴史は、戦国時代に真田昌行(真田幸村の父)が上田城を築いたことから始まります。少兵ながらも徳川の大軍を2度にわたり退けたことから、その活躍ぶりに根強い人気のある真田家ですが、上田はその発祥の地として、真田家の家紋である「六文銭」が街のいたるところに描かれています。

JR上田駅構内にあります!


真田ゆかりの地「上田城跡公園」へ

上田駅(画像の下部)から、柳町の方までのびる大通りを真っ直ぐ進み、セブンイレブン(矢印箇所)のある交差点を左折しそのまま直進すると上田城跡公園の大手門に到着します。

うえだトリップなびより


訪問したのは4月後半でしたが、堀沿いには見事な桜が咲いていました。

上田城跡公園での見どころは3つ。
①上田市立博物館 ②上田城櫓 ③眞田(さなだ)神社です。
①と②の入場をセットにした共通入場券があるので是非入手してください。

城跡公園という通り、現在城はなく南・北・西櫓が現存しています。
この櫓の中は展示スペースとなっていて、真田家の興りや上田城の変遷をたどることができます。

上田市立博物館は本館と、真田氏関連の資料が展示されている別館に分かれます。
個人的には、やはり真田氏の展示が気になりました・・!

眞田神社は、真田氏、仙石氏、松平氏という歴代の上田城主を御祭神としています。徳川軍との2度の合戦にも ”落ちない” 城として受験生に人気のようです。

その他にも本丸跡や二の丸と組み合わせて散策してみてください✨

昔ながらの街並みが残る「柳町」で上田グルメ

上田のグルメといえば「そば」「焼き鳥」

信州そばと言うので そばが名産であることは知っていましたが、
上田では "美味(おい)だれ焼き鳥" というご当地グルメが存在するようです!

昔ながらの街並みが残る「柳町」でいただきましょう。

上田城跡公園からは15分ほど。
そば処「おお西」を目指します。

このお店独自の”発芽そば”と山菜の天ぷらをいただきました。


続いて、隠れ家 えん で美味だれ焼き鳥をいただきます!

焼き鳥を食べられる多くのお店が夕方からの営業の為、日中に食べられたのは有難かったです!(朝10時から開いているとのこと!)

すりおろしにんにくと、しょうゆベースのたれをたっぷりと・・

信州の鎌倉「別所温泉」へ

お腹が膨れたところで、本命の別所温泉に向かいたいと思います!
ここで気を付けたいのが、これから乗る別所線の本数。30分~1時間に1本と少ないので、事前に時刻表を調べることを忘れずに。

2両編成のワンマン電車に乗り、終点の別所温泉駅を目指します。

道中、窓から見える何気ない景色が美しく感じます


約30分で別所温泉駅に到着します!

レトロでかわいらしい駅舎

別所の三古刹へ

14時~17時に別所温泉駅に着く場合には、各旅館への無料送迎バスが走っているそうなのですが、今回は13時台に到着したこともあり、宿へは徒歩で向かいました。

今回泊まったのは南條旅館
現令和天皇が学生時代に訪れたこともあるお宿です。

別所温泉の特徴は、坂道が多い!
駅から宿までは徒歩10分ほどでしたが、急ではないものの上り坂だったので、それなりに疲れました(笑)

宿と目当ての3つのお寺の位置関係はこちらです ↓

別所温泉HPより

お宿に荷物を預け観光開始!!

今回、偶然にも宿で自転車をお借りすることができました(有難いことに無料、しかも1つは電動自転車!)。前述の通り、この地域は坂が多いので一概に徒歩か自転車どちらが良いかは分かりませんが(お宿の方も悩まれていました笑)、私は移動時間を短縮したい&個人的に自転車が好きという理由で自転車を選びました。結果的には、当初予定していなかった「別所神社」に行く時間の余裕ができたので良かったと思います!

北向観音堂

佇まいが好きで、翌朝の散歩でも再び訪れました。お堂脇の夫婦杉も見事。


安楽寺 八角三重塔(国宝)

全国で唯一現存する木造八角塔として国宝に指定されました。
間近で見るよりも、槇の木の間から見え隠れする姿に心惹かれました。


常楽寺

茅葺き屋根と松の巨木(御船の松)がインパクト大です。

少し立ち寄り~別所神社~

縁結びの神様が祀られています。別所神社は、このあたりで500年以上続く、雨乞い祭「岳たけの幟のぼり」の最終地点でもあります。
(別所温泉のある塩田平は、北海道の網走市に次いで日本で二番目に雨の少ないところなのだとか!)

1日目はこれで終了です!
帰宿後は、温泉を堪能し、夕食時には信州の日本酒をいただき大満足です。


2日目:あの武将も癒した「大湯」へ

別所温泉には3つの立ち寄り湯(共同浴場)が存在します。
・真田幸村の隠し湯 「石湯」
・慈覚大師ゆかりの湯 「大師湯」
・木曽義仲ゆかりの葵の湯 「大湯」

チェックイン後、南條旅館の隣にある「大湯」に伺いました!
ここは立ち寄り湯で唯一 露天風呂があります。

日曜日の朝 9時半過ぎに行きましたが、誰もいなくて貸切状態でした!


上田駅で買いたいお土産

帰りも別所線に揺られ、上田駅に戻ります。
ここからはラストスパート、お土産調達へ。
お土産を買うのにおすすめのお店はこの4つです!

みすゞ飴本舗

信州名産の寒天ゼリー菓子のお店です。
大正モダンを感じる華やかな造りの店舗は、国指定登録有形文化財。

国産果実のみを使用し、無香料・無着色にこだわる一品。店頭では、裏の工場で作られたできたてを購入することができます。

鯉西本店

川魚の製造加工・販売およびレストランが備わったお店です。
鯉、あゆ、岩魚、にじますなど千曲川で獲れた川魚の特産品を購入できます。季節の川魚のフライを買って帰りましたが、身がしっかりしていて食べ応えがありました!

竹風堂 上田店

国内産の栗のみを使用した銘菓が揃う、長野県内に12店舗を構える栗菓子のお店です。栗ようかん、栗かの子(栗きんとん)、栗おこわ、栗もなかなど・・栗本来の美味しさを味わえる商品が多数。栗好きにはたまりません!

おみやげ・食品館 科の木

JR上田駅に併設されているお土産屋さんです。
食品から雑貨までひと通りのお土産が揃いますが、中でも美味しかったのが ”おやき” です。野沢菜、切干し、あんこ、なす、山菜など帰りの新幹線のお供にもピッタリです!


手軽に1泊2日旅行をしたい人は、上田へ!

観光も、温泉も、ご当地グルメもぜーんぶある。でも無理をしないのんびり旅がしたい。
そんなワガママを叶えてくれる上田へ是非行ってみてください!!



▼5月の旅行先もご紹介しています!



PS.旅のお伴
葉室麟さんの『無双の花』
主人公は、戦国武将 立花宗茂ですが、真田三代についても描かれていて、作中の真田氏の描写と今回の旅とを照らし合わせることができ、旅行をさらに楽しむことができました。

島津勢の猛攻に耐え、駆けつけた秀吉に「その剛勇鎮西一」と誉め称えられた立花宗茂は、九州探題大友家の元家臣であったが、秀吉によって筑後柳川十三万石の大名に取り立てられた。関ケ原の戦いで西軍に加担した宗茂は浪人となったが、十数年後領地に戻れた唯一人の武将となった。その半生を描く話題作。

紀伊国屋書店HPより


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