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夏旅に”みさきまぐろきっぷ”はいかが?【神奈川県】【日帰り旅行】

待ちに待った夏休み。
夏の旅行先は決まっていますか?

遠出もいいけれど、
”知らなかった場所” ”行ったことのない場所” は
身近なところにまだまだ沢山ありますよね。

そんな新発見に大活躍するのが、
京急電鉄が運営する「みさきまぐろきっぷ」です。


今日はどこ行く?お得なきっぷは3種類

京急電鉄が販売するお得なきっぷは3つあります。
①みさきまぐろきっぷ
②よこすか満喫きっぷ
③葉山女子旅きっぷ

すべてのきっぷで
・電車とバスの乗車券(区間内であれば何回乗り降りしてもOK)
・食事券
・お土産orアクティビティに使える券
がつきます。

具体的には、下の図のように
品川⇔三崎口駅のデジタルきっぷを3,750円で購入した場合、
3,750円に品川以降の全ての交通費と、ランチ代、さらには地産地消のお土産が含まれることになります。

みさきまぐろきっぷの例(京急電鉄HPより)

途中下車が可能なことから、例えば一旦横浜で降りて観光をしてから再度乗車し三崎口駅へ向かうこともOK。
電車&バス乗車券を活用して、区間内の色々な場所へ行けば行くほどお得になるというものです!

実際に私がみさきまぐろきっぷを利用した際の行程と、本来かかる費用を比べたのがこちら。
・横浜駅→三崎口駅・・・電車代566円
・三崎口駅前バス停→城ヶ島バス停・・・450円
・ランチにまぐろの三点盛り定食・・・1,600円
・城ヶ島バス停→白秋碑バス停・・・200円
・白秋碑バス停→三崎港バス停・・・220円
・水中観光船に乗車・・・1,700円
・三崎港バス停→三崎口駅前バス停・・・350円
・三崎口駅→横浜駅・・・電車代566円

計5,652円

きっぷは3,950円で購入したので(土日や繁忙期は少し割高になります)
5,652 - 3,950 = 1,702円もお得になったことがわかりました!

三崎はまぐろはもちろん”三浦野菜”も有名なので、野菜や果物など夕飯の具材も調達できれば家に帰った後も三浦半島の恵みを味わうことができます。

▼きっぷの購入はこちらから(オンラインで購入可)

行き先が異なるだけできっぷの仕組みは同じなので、
“何をしたいか”を軸にまずはきっぷの種類を選ぶのが一番だと思います。

私がみさきまぐろきっぷを利用した目的は・・
「美味しいまぐろが食べたい!」です!👌

1日モデルプラン

私がおすすめするみさきまぐろきっぷのモデルプランはこちら。

09:00 横浜駅発
①にじいろさかな号で海中散策(きっぷ使用)
②濱田屋でみさきまぐろランチを堪能(きっぷ使用)
③ウミウ展望台
④馬の背洞門
⑤うらりマルシェでお買い物

三崎口駅からスタート

三崎口駅には遅くとも10時には到着することをおすすめします。
(横浜駅を9時に出発すれば10時に三崎口駅に到着します!)

理由は後述する水中観覧船のベストな時間帯が”午前中”のため。
三崎口駅に到着後の移動手段はすべてバスになります。駅前には観光案内所があるので、バスまで時間があれば事前情報を入手することもできます。

三崎口駅 発のバス一覧はこちら。

京急電鉄HPより

今回のプランで利用するのは赤枠で囲った路線です。
路線の中では、三崎港⇔三崎口駅を利用する人が一番多い印象で、三崎口駅→三崎港に向かうバスは満席+立つ人が数名という混み具合でした。(早めに並んでおいたほうが良いかも?)

三崎口駅からバスに乗り、揺られること15分。
「三崎港バス停」で降りてうらりマルシェに向かいましょう!


”にじいろさかな号”で海中散策

うらりマルシェ外観

うらりマルシェでは1階で水産物、2階で野菜や肉などが販売されています。にじいろさかな号のチケットは1階海側の窓口で購入できます。

うらりマルシェHPより。1日8便(冬季は15:10の回がラスト)あります。

係りの方によると、午後の遅い時間になるほど波により水中が攪拌され、せっかく沖に出ても濁って魚が見えない、、ということがあるそうなのです。

(私は実際に最終回の便に乗ったのですが、案の定 魚影がうっすらわかる程度で、残念ながら写真に残すほどではありませんでした、、)

ですので、是非とも早い時間の乗船をおすすめします!!
所要時間は40分です。

船内の様子。エアコンがきいていたので夏でも暑くなかったです!

思っていたよりも揺れたので、酔う心配のある方は事前に対策しておくことをおすすめします!船が移動している間は問題ないのですが、魚を見るために停泊する間、風の強い日は特に揺れると思います。

私は魚を見ることはできませんでしたが、船に揺られ、風をきって海を駆ける感覚はとても気持ちがよかったです😊


みさきまぐろを堪能したい!

三崎港から再びバスに乗り、ランチのお店のある「城ヶ島バス停」に向かいます。目当てのお店は濱田屋のまぐろ三点盛定食です。

みさきまぐろきっぷリーフレットより

こちらのお店を選んだ理由は、まぐろを存分に堪能できる点(まぐろ以外の具材の割合が多いお店は嫌だった)、丼ではなく刺身スタイルが良かった点です。

日曜日のお昼時に伺いましたが5組ほど並んでいました。席数が16席と小さめなお店なので、回転はゆっくり。30分以上並んで入りました。

食事は期待通り! 肉厚のまぐろがたっぷりのっていて、
三崎まで来た甲斐がありました!!

ここ城ヶ島エリアには濱田屋以外に、きっぷが使えるお店が近い距離に3軒あります。

みさきまぐろきっぷリーフレットより


三浦の絶景はここに~ウミウ展望台~

おなかが膨れたところで、絶景探しに出かけましょう!
城ヶ島バス停から「白秋碑バス停」までバスで移動します。

城ヶ島を代表する景観ともいえるウミウ展望台は、白秋碑バス停から徒歩12分のところにあります。

ウミウとは名前の通り海に生息する鵜(ウ)。10月下旬~4月に海岸の岩礁などで見ることができるようです。

急な断崖の先には海がどこまでも広がり、、
風が吹くたびに草木がさわさわと揺れる穏やかな風景。
三浦半島の先端まで来たからこそ見られる景色なのかもしれません。

馬の背洞門で磯遊び

バス停からウミウ展望台までの道をさらに奥まで進んでいくと「馬の背洞門(うまのせどうもん)」まで行くことができます。

城ヶ島らしい岩場
長い年月をかけて波や雨風による浸食でできたという馬の背洞門。馬の背にみえる??

岩場なので海水浴をすることはできませんが、磯遊びに最適!
岩の間をカニが歩いていたり、小魚も泳いでいるので、網を片手に採集するファミリーもいました。
比較的水が澄んでいるので、足元だけでも水に入ると気持ちよかったです!
気づけば1時間ほど岩場で過ごしていたので、案外大人も楽しめるかも!?


うらりマルシェで地産地消の土産探し

お土産を買って帰路につきましょう。
にじいろさかな号で立ち寄ったうらりマルシェに戻ります。
(白秋碑バス停→三崎港バス停へ約10分)

まぐろをはじめ、本当に美味しそうな地のモノばかりでお財布のひもが緩みっぱなしでした!

お気に入りの購入品

お店の方に「うちのまぐろは必ずもう一度食べたくなる」とごり押しされたまぐろは本当にその通りで、普段食べているまぐろとは全くの別物でした、、(まさに口の中で溶けてなくなるという感覚)
1000円で購入したくるめメロンは、三浦半島以外ではなかなか出会えない希少なものとのこと。熟すのを待っているところなので食べるのが待ちきれません。

その他にも三浦牛が半額で売られていたり、夏の時期にはスイカやトウモロコシ、ゴーヤといった夏野菜をはじめ、この量・この質でこの値段!?という品ばかりで見ているだけでもとても楽しいです。

思い立ったら三崎に行こう!

お得に食べて遊んで買い物してを叶えてくれるみさきまぐろきっぷは、ふと 出かけようかな?と思った時にこそおすすめ。

ほかには、
・海水浴をしたいなら三浦海岸を経由する
→三崎口駅の1つ手前の三浦海岸駅で下車、またはみさきまぐろきっぷの乗車券には三浦海岸エリアまで含まれるので、城ヶ島/三崎港からぐるっと三浦半島をバスで周回する形で三浦海岸へ向かうのもアリだと思います!

・三崎発祥の手作りドーナツ専門店「みさきドーナツ」を堪能
→本店が三崎港バス停より徒歩1分のところにあります

など、まだまだ過ごし方はありますので、
三崎の魅力を探す旅に出かけてみてはいかがでしょうか(^^)

最後までご覧いただきありがとうございました!




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