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アバウトタイム

2013年のイギリス映画の「アバウトタイム」
恋愛にタイムトラベルの要素が混じりあいちょっとこんがらがってくるけど、好きな映画。
何よりもキットカットが好き。
素直で自由で可愛らしく時に大胆で
猫みたいにのびのびとしている彼女に気づいたら
夢中になっている。
真っすぐに気持ちを伝える。
大好きな家族に思いっきりハグをして、
兄弟を帰らせないようにとおせんぼして、
誰よりも早く父のもとへと駆けよっていく。
気持ちを伝えることが出来る子はなんて魅力的何だろうと
感じるキャラクター。

恋愛はあまりうまくいっていなくって
ボロボロになっちゃうこともあるけど
彼女が幸せになる未来が創られててよかった。

先祖代々タイムトラベルが出来る。
恋愛映画に関してはかなりぶっとんだ設定な気もするが
そこで描かれる親子の時間が温かいなと。
親子で卓球をしている場面。本当の最後が訪れる場面。
悲しいけれど愛おしい時間だった。

もしタイムトラベルが出来たなら、
忙しすぎて切羽詰まってて見えなかった幸せに気づくために
同じ日を繰り返すのもいいかもしれない。
新鮮さやドキドキはないけれど、余裕をもつことを
知ることが出来るだろう。
何にもない日を繰り返し、たくさんの本や映画を見るのもいい。
毎日つい口癖のように「時間がない」って言ってしまう。
もしタイムトラベルが出来たとしても、時間がないって
言ってそうな気がするな。

失敗を修正するためではなく、一人を楽しむ時間を存分に用意するため
私もタイムトラベルしたいな

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