私流 小説の書き方 ②
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それでは行きましょう!
今日のお題は『書く目的』。
こんな風に表現するとオカタイ話になるのかなと思われるかもしれませんが、いつものごとく……です。
小説に限らず、こういった創作物って、なにかしらの衝動があって生まれると思うんです。私的その代表がこちら。
●主張
半数以上の作品がこれかなと思っています。社会派とか。メッセージ性の高い作品、たくさんありますよね。
●アナザーストーリー
これは「自分の人生、別の道を選択していたら……」を形にした作品。自分のアナザーストーリーに自分ではない誰かを主人公に仕立て上げ、自分の思い通りの道を歩かせる。
いいですねぇ。
●現実逃避
これの代表はなんといっても「異世界転生」でしょう(個人的見解)。書き手も読み手も、漠然とした不満を抱いている可能性高し。この世では成し遂げられない何かを表現しているのでは。
と、ここまで私の勝手な憶測を勝手気ままに書いてきましたが、「そういうお前は何なんだっ」と言われると、私は現実逃避だと思っています。
だからと言って、私の作品は異世界転生のように非現実的な話ではないし、異世界ファンタジーをこれ一つで括っているわけでもありません。
私の描く世界も、私にとっては一種の現実逃避なんです。
だから私が書く小説の世界では、登場人物たちがみんな一生懸命。心優しい人が奇跡のように現れたり、愛し愛されることが当たり前な空気がある。
でも私は現実世界でそんな風に人を綺麗だと思ったことがほとんどない。なので、現実世界で得られない人の温もりを架空世界に求めているのです。
寂しい人間なんです。
だからこそ、私にとって登場人物たちは心の支え。なによりも大切なんです。
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【文章】=【異次元の世界】。どうかあなた様にピッタリの世界が見つかりますように……。