念願のキャンプは強風｜北海道・初山別
こんにちは、ともかです。
9月に入り、夏のキャンプができるチャンスはあと数回。
8月はキャンプへ行ける日に限って雨で、なかなか実現できませんでした。
やっと晴れ予報の週末がやってきたということで、
念願のキャンプをしてきました。
行き先は北海道の北の方、初山別。
海を眺めることができるみさき台公園キャンプ場。
子供の頃から何度も訪れたことのある私のお気に入りのキャンプ場です。
年に一度はここで景色を楽しみながらゆっくりしたいと思える場所なので、今年も行ける日はないかと狙っていました。
景色が最高ですし、本州ナンバーのバイクもよく見る、人気のキャンプ場です。
万が一混んでいたら嫌なので、早めに家を出ようと思っていたのですが、寝坊して出発は7時20分頃。
まぁ、おそらく許容範囲内でしょう。
今回は、石狩から海岸沿いに"オロロンライン"と呼ばれる道を走っていきます。
この道も私の大好きなドライブルートです。
左には海が広がり、前方には北海道の海岸線がずっと続いているのが見えて、このダイナミックな景色が好きです。
今回は初山別までしか行きませんが、北へ行くほどに広大な景色が広がり、北の果てへ向かっている感じが心をくすぐります。
初山別よりさらに北へ行くとこんな景色。過去に撮った写真。↓
羽幌のホクレンショップで買い出しをして、
キャンプ場へ着いたのは12時頃。
天気は良いですが、外へ出るとかなり風が強い。天気予報で風が強そうなのはわかってはいましたが、実際行ってみると結構な強風。
ここまで来て断念するのも勿体無いので、設営を試みます。
が、心折れそうになるくらい風が強い。
海沿いですし、遮るものがないのです。
それでも唯一の風除けになりそうな木のそばが空いていたのでそこで奮闘。
飛ばされないように気をつけながら、なんとかテントは完成。
この場所が空いてなかったら諦めて帰っていたと思います。
早めに家を出ておいて良かった。
本来ならキャンプするべきではない天気だったかなとは思うので、次回からはしっかり風速も確認した上でキャンプします。何メートルだとどのくらい風が強いのかというのを身をもって知ったのが、今回の学びです。。。
そして、今回のキャンプのために新しいタープを買って、使うのを楽しみにしていたのですが、張れる天気ではないので、なくなく諦めました。
天気は良いので、テントから景色を楽しむお籠もりキャンプになりそうです。
とりあえずお疲れ様の一杯。
焼き鳥は出来合いのもの。
火を起こせそうにないので、買っておいて良かったです。
たまたまですが、今回はBBQをする予定はなくお肉は購入せず、ガスコンロがあれば調理できるものを買って来たのが幸いでした。
トイレに行くと、そばにこんな自販機が。
「羽幌重原商店 直売所」
羽幌の水産物加工をしているお店の商品が自販機で買えるようです。
お籠もりキャンプになってしまったので、テントでの楽しみが増えるのは嬉しい。
せっかくならエビをと行くべきところなのでしょうが、時刻はおやつの時間、そして甘党の私たち。
"チーズあんケーキ"が気になる。
ふたりの意見が完全一致だったので、買ってみることに。
こちらも羽幌のお菓子屋さんのようです。
お湯を沸かしてコーヒーを淹れ、
冷凍の商品なので、柔らかくなるまで少し待ちます。
チーズの味が濃厚であんこの甘みを微かに感じる。下のクッキーのような部分もおいしい。チーズとあんこのお菓子ってあまりない組み合わせだと思いますが、すごく美味しかったです。
絶好のロケーション(風は強いが)で食べたからより美味しく感じられた気がします。甘いもの好きな方はぜひお試しあれ。
風が強すぎて、テントの中が一番落ち着くのですが、テントをばたばたとたなびかせる音がずっとしていて、飛ばされないかと時々不安になりつつも、
しばらくはそれぞれ思い思いにのんびりと過ごしました。
トイレへ行くのにテントから出ると、夕日が！
(トイレ行くくらいしかテントから出ない。。。)
夕方になるにつれて曇ってきていたので、今日は見れないかなぁと思っていたのですが、外へ出てみると、太陽の方向は雲がなくなってる。
急いで相方を呼んで、日が沈みきるのをしっかりと見届けました。
少し雲がある日の方が、沈んだ後の空の色がきれいだったりしますよね。
そろそろご飯にしよう。
ということで、お楽しみの晩ごはん。
キャンプは基本焼肉ばかりですが、
今回は鍋です。
それもずっとやってみたいと思っていた餃子を入れたキムチ鍋。
ゆるキャン△を見たことのある人ならわかるかもしれませんが、なでしこがリンちゃんに浜松餃子を入れた鍋を振る舞うシーンがあるのです。正確には、坦々餃子鍋ですが、キムチ鍋のもとで代用。
美味しいだろうなぁ、今度やってみようと思っており、気温的にも夜は寒そうということで今回初挑戦。
浜松餃子は手に入らないだろうし、普通の餃子を入れようと思っていたのですが、
前日に買い物へ行くと、なんと冷凍の浜松餃子がある。
これは完璧と思い、購入。
しかし、当日冷凍庫へ入れたまま持っていくのを忘れ、あぁせっかくの浜松餃子忘れた、、、と落ち込んでいたら、当日の買い出しでも同じものを発見。
しかも、種類も多かった。餃子がなかったらと心配して前日買い出しに行ったのですが、その必要はなかったようです。
おかげで家で焼き餃子も楽しめることになりました。
具材を入れすぎても食べきれないので、野菜は白菜ときのこのみ。餃子が30個入りなので、十分お腹いっぱいになりそうです。
火にかけて煮ると、餃子がぷりんぷりんで見た目からして美味しそう。
柔らかいので、生地が破けないようにそーっとよそって、熱々を一口。
もちろん食べても美味しい。浜松餃子の餡は野菜が多めと聞いたことがあるけれど、たしかにキャベツを感じる。
全然何個でも食べれそうなのは、少しあっさりめだからなのか、しっかり二人で食べきりました。
体もぽかぽかでこれはまた食べたい。
後片付けをして、テントは閉め切り全室でのんびりタイム。
夜の方が風が強くて、バタバタいうテントの音が少し不安。
外に出ると軽く飛ばされそうで歯磨きも一苦労でした。
はじめのうちは気にならなかったけど、しばらくすると隙間風が寒い。
と言いつつも22時過ぎくらいまでは起きていました。
外は星空が見えて綺麗でしたが、星空鑑賞するには風が強すぎるし、写真を撮るにも動いてしまって綺麗に撮れず。
まぁ見れたからいいか。
夜中も風の音がすごくて、何度か目覚めました。
朝になると落ち着いていて、快晴。
とても気持ちの良い朝です。
コーヒーと昨日のチーズケーキをお供に景色を眺めたり、読書タイム。
至福の時間です。
あまりにも長閑すぎて時間が止まったよう。
ずっとこの時間が続いてほしいと願わずにはいられないひととき。
思わず、「海は広いな大きいな」と歌いたくなる程のパノラマ。どこまでも続いて果てがないのではないかと感じるけれど、ちゃんとどこかの国に繋がっているんだよな。
行ってみたい国いっぱいあるなぁ。
人生のうちにどれだけ行けるのだろうか。
なんて考えると長そうな人生も短く感じる。
どんどんやってみたいことに向けて行動しないと、時間が足りなくなってしまいそう。
だからと言って焦って、悲観してはいけない。
今を楽しみながらも進んでいきたい。
今回もなんだかんだと充実したキャンプになりました。
まぁ、最後の片付けでおそらくテントが倒れた時に私の12000円のテントのポールが裂けて割れていまして、少し残念な結果にはなってしまいましたが、値段の割にはしっかりと使えましたし、今回はテント大活躍キャンプで楽しんだので良かったことにします。
帰り道もずっと天気が良く、どこまでも広がっていそうな海を横目に走ります。
たまにある、坂道を上った先に海がパッと広がり、真っ青な海に向かって走っているように感じる道。あれすごく好きです。
最後に厚田の道の駅で休憩。
おはぎとかぼちゃプリンを頂きました。
あんこの甘さが疲れた体に染みる。
かぼちゃプリンは硬めでしっかりかぼちゃの味がする。
どちらもとっても美味しかったです。
素敵なドライブ日和でした。
大変なこともあったけど、うまくいかないこと、どうしようもないことに一喜一憂し過ぎず、切り替えられるようになりたいなとそんなことを思った週末。
これもまた経験の積み重ねなんだろうな。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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