病気になった理由を考えたことある?
23歳の時、甲状腺バセドウ病になる前
生まれてからずっと健康体だった!
だから、なんで私が病気にならなくちゃいけないんだろうって
ショックだった時の動揺を今でもよく覚えている。
なんで甲状腺になってしまったのか。。。
その当時は考える余裕もなかったし、それに病院の検査結果で甲状腺と
判明したと同時に医者からは「遺伝なんですよ。」って言われた。
「あー、確かにうちの母も甲状腺のバセドウ病」
だったしなぁって。
遺伝って言われてあっけなく、納得してしまった。
だったらしょうがないよね。。。
そう言い聞かせてから、10年以上経ち。
35歳くらいのときに甲状腺になった原因って
自ら起こしたことだったんじゃないか。って
思うようになった。
よくさ、試練を乗り越えるために神様からの贈り物だとか、
ってドラマだか本だかそんな話しがあったりするけど。
そんなロマンチックなものなわけないじゃん!ってわけ。
何が原因か。。。
それは自分を大切にしていなかったこと!!
21歳で息子を生み、22歳でバイトをしまくった。
親に預けて、仕事を優先し、帰りも遅いことしょっちゅうだし、
丸一日お休みも月に2回ほどなんてこともざらだった。
夜勤のバイトをしたことも何回もあった。
疲れがとれないなぁ。(私若いのに。。笑)
って思うこともあっても無視して、仕事をいれまくった。
でもそうすることが、わたしらしくいられると
なんか勘違いしていたんだろうね。
若くして子どもを生んで、社会から孤立したような感覚。
当時の旦那のお給料に余裕なんてまったく無く自由に使えない。
その埋め合わせがしたかったんだよね。。。
かなり自分を追い込んだし、時間さえ作れるなら稼ぐこと優先!だなんて、
今思えば、ひどい母親だよね。って思うわ。
息子よ。まじ申し訳ない。。。
当時の自分は常に何かに追い込まれ、必死だったから気づきなんて
微塵も感じることもできてなかった。
自分を大切にできない人は他人を大切にできないって
よく言うよね。それは本当なんだよなぁ。
あの時、心も体も疲れを無視しないで、
労わってあげてたらきっと甲状腺になってなかったんじゃないかって
絶対そう思うんだよね。
確かにね、遺伝は少なからずあるよ。
弱い部分の臓器が引き継がれるから
同じ場所に症状がでやすいってだけ。
思考も似るし、食べるものもいっしょ。
だから遺伝が原因になることは間違えではないけど
「〇〇の病気は遺伝でなります。」以上。
え?それだけでおわり???って
今のわたしなら突っ込みたくなるよね。(笑)
だって元は健康なんだから、
弱い臓器に症状に出る「きっかけ」って必ずあるんだよ!
遺伝です。って都合が良い言葉で、患者もあきらめつくし
医者もこれ以上説明できないときに言えばこれで簡単に済む。
まぁ。便利な言葉よね。。。
類は友を呼ぶって言葉があるように
ある堺から、同じ甲状腺の人と出会うことが多くなった。
共通してることがある。
それは
「自分を追い込む人、自分に余裕がない人、休息時間を作らない人」
甲状腺の人って似たような思考の人が多いんじゃないかって思う。
いつも必死になって、「~ねばならない」が多いんだよね。
これに気づかないと治るどころか、負のループに陥る。
もちろんそれだけじゃなくて、食事も大事。
必要な栄養素を届けられないとメンタルにも影響が出る。
病気になったきっかけを気づいたところから、道が開けるんだと思う。
すごく複雑だけれども、病気がきっかけで
少しはありがたいと思えるようになった。
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