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ちょっと息抜き:ナース小噺①

プラーベートでは、あなたは何者?
(本当に息抜きなテーマ?笑)

いきなり変な質問だけど、
これって、考えると深いところまでいきそうなテーマ。

先日、元国家元首が街頭演説中に襲撃された現場で、
「医療関係者はいませんか?!」と
助けを求める声があったと。
テレビの中で
心肺蘇生をするドクター(らしき方)を眺めながら、
もし、私があの現場にいたら、どうしていただろうと考えた。

公共交通機関でも、「医療関係の方はいませんか?」
と車内アナウンスを聞いた時、
迷わず、(迷ってもいいんだけど)名乗りを上げることができるかな。

これって、
経験を積んでも答えを出すのに、悩む。
ナース仲間でも話題になる。
いろんなナースが意見を言う中、
結論は結局
『もしそんな緊急場面に遭遇したら、
何も考えずに一目散に走っている。』笑
そうだろうね。
結局放って置けないんだと思う。
でも、正直なところ、遭遇したことないから、実際はどうなのかはわからない。

似た経験?で
こんなことがあった。

私が、休日に通っていたスポーツジムで、
挨拶程度より、ちょっと多くを話すようになった70歳代のおば(あ)さま相手に、何も考えず、つい
「普段は看護師をしています」
って話したことがあった。

それからと言うもの、
おば(あ)さまが私の顔を見つける度に、
「病院は大変よねー。夜勤もしてるの?」
「高齢者のお世話って、本当に疲れるでしょー?」
「看護師さんは、本当に大変よね!!」
「私もいつお世話になるかわからないから、よろしくねー」
などなど言うので。
大変大変、って何回も言われると本当に大変な気がしてくるし。

悪気が全くないのはわかるけど、
私は、病院のことを考えたくなくて
休みたくてリラックスしたくて
わざわざ会費を払って
時間を割いてジムに通っているのに、
ひっきりなしに仕事の話をされて、
うんざり…。

同じようなことを
ジム友のドクター(結構えらーい先生)も話していた。
医師だと身分を明かすと、途端に健康相談所みたいになるので(しかも大抵、専門外の相談内容)、
ジムでは医師だと言うことは誰にも明かさない、と言っていた。
(大きな病院のえらーい診療部長さんでも、同じようなことで悩んでおられるんだー、と思った遠い記憶…)

さて、あなたは、
プライベートでは何者??




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