347: Chicago / Saturday In The Park

スマッシング・パンプキンズは、グランジ・ムーヴメントの時期に登場していますが、シカゴで結成されたバンドです。
シカゴ出身のバンドの代表格と言えば、まあ、このバンドでしょう。バンド名がそのまんまですし。
シカゴ・トランジット・オーソリティとしてデビューしたのは1969年なので、50年を超えるキャリアを誇る大御所です。
これだけの期間活動しているので、当然メンバーチェンジも多く、またそれに合わせてサウンドも変化し続けていますが、やはりオリジナルメンバーが多く在籍した初期の「ブラス・ロック」サウンドが、一番シカゴらしいように思います。
1曲選ぶとなると、この曲でしょうか。
1972年リリースの『シカゴV』に収録されたこの曲は、シングルカットされ、US3位の大ヒットを記録しています。
ソングライターは、ピアノのロバート・ラム。リード・ヴォーカルも、彼とピーター・セテラで分け合っています。
自分がリアルタイムでシカゴを聴いたのは『16』『17』の頃で、すっかりバラード・バンドの大御所となっていましたが、このライヴ映像では、若々しい彼らの姿を見ることが出来ます。やっぱり、若いっていいなぁ~、と思わずにはいられません。
ちなみに、シカゴ、バンド結成こそシカゴですが、デビュー後はロサンゼルスを拠点としていたので、「シカゴのバンド」と呼んでいいかは微妙なところです。

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