358: Suede / Trash 7 Shiny_Shin 2021年12月27日 22:28 1stアルバムが大ヒットとなったスウェードは、1994年に2ndアルバム『ドッグ・マン・スター』をリリースしますが、UK3位と前作ほどのヒットには至りませんでした。ちょっと退廃的な作風で、要するに「暗い」サウンドが支持を得なかったということなのでしょうけど、個人的には「ニュー・ジェネレーション」とか大好きでした。また、アルバムのリリース前に、サウンドの要であったバーナード・バトラーが脱退しています。そうこうしているうちに、ブリットポップの主役はオアシスとブラーにもっていかれ、「過去のバンド」になりつつあった彼らですが、1996年にリリースした3rdアルバム『カミング・アップ』がUK1位の大ヒットとなり、再びUKロックシーンのトップに返り咲きます。アルバムからの1stシングルとなったこの曲(UK3位)に代表されるように、1stアルバムの「グラムロック」感を前面に押し出し、かつこれまでになく明るくポップな楽曲が、ブリットポップの時代にフィットしたということでしょう。本作以降はセールス面でも下降線をたどりますが、90年代UKロックに華々しい足跡を残したバンドでした。 #音楽 #動画 #ブリットポップ #グラムロック #トラッシュ #スウェード #カミング・アップ #ドッグ・マン・スター 7 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート