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1141: Stevie Wonder / Part-Time Lover
「例の」モータウン・ビートつながりです。 スティーヴィー・ワンダーが1985年にリリースした『イン・スクエア・サークル』(US5位/UK5位)のオープニングトラックで、かつ1stシングルとなったこの曲、US1位/UK3位の大ヒットを記録しています。 当時、私、中学生でしたが、この頃になると60年代のR&Bも多少は耳にしていたので、「おっ、『恋はあせらず』のリズムだ!」と分かる程度にはなっていました。 某音楽雑誌に、「スティーヴィーが、ホール&オーツをパクった!」みたいな記事(多分読者の投稿)が載っているのを見て、「いやいや、逆でしょ!」と思ったことを覚えています。
1140: Daryl Hall & John Oates / Maneater
こちらも、ホール&オーツの代表曲。 1982年リリースのアルバム『H2O』(US3位/UK24位)からの1stシングルとなったこの曲、「定位置」となったUS1位を4週連続で獲得しています(UK6位)。 この曲と言えば、とにかく「モータウン・ビート」でしょう。 当時、ほとんどR&Bに馴染みのなかったので、本家である60年代のモータウンよりも先にこちらを聴き、この王道リズムパターンを体感しました。 間違いなくポピュラーミュージック史における「大発明」ですし、それを見事に使いこなしたホール&オーツも見事だと思います。
1139: Daryl Hall & John Oates / Private Eyes
ホール&オーツの代表曲として、この曲を挙げる人が多いのではないでしょうか。 1981年にリリースされたアルバム『プライべート・アイズ』(US5位/UK8位)のタイトル曲であり、1stシングルとしてカットされたこの曲。見事にUS1位を獲得しています。(意外にもUKでは32位) このMV、サビのハンドクラップに合わせて、画面がフラッシュする演出が印象的でした。今のCGとは比較になりませんが、当時は衝撃でした。 ちなみに、この曲をUS1位から引きずり降ろしたのは、オリヴィア・ニュートン・ジョンの「フィジカル」(10週連続1位!)でしたが、それに続くナンバー1は、彼らの「アイ・キャント・ゴー・フォー・ザット」でした。 当時、大ヒット曲を連発していたことが良く分かるエピソードです。
1138: Daryl Hall & John Oates / Kiss On My List
「キッス」つながりです。 1980年代前半のホール&オーツは、これでもかというくらい、ヒット曲を連発していましたが、その口火を切ったのが、1980年にリリースされたアルバム『モダン・ヴォイス』(US17位)からシングル・カットされたこの曲(US1位/UK33位)でした。 軽快なシンセサイザーのリフが印象的なこの曲、ずっとラヴ・ソングと思っていましたが、実際は真逆で、「君のキスは、他のモノと一緒にリストに並べる程度で、特別なものじゃない」という歌詞なんだとか... うーん、知らない方が良かったのかも知れません。
1129: Spandau Ballet / True
「トゥルー」つながりです。というか、そのまんま! スパンダー・バレエの代表曲と言えば、ほとんどの人がこの曲を挙げるでしょう。 1983年リリースの3rdアルバム(UK1位/US19位)のタイトルナンバーであり、シングルカットされ、UK1位のみならず、USでも最高位4位を記録する大ヒットとなりました。 ただ、当時中学生だった私は、なぜ売れてるのか、イマイチ良く分からなかったのも事実。 ジャンルとしては、ブルー・アイド・ソウルに分類されると思いますが、「ニューロマ」の派手なシンセ・サウンドが席巻していた時代にあって、何かすごく地味だなぁ~、と感じたことを覚えています。 ま、まだまだ耳が若かった、ということなんでしょう。