なんだもう朝かと、
最近なんだかすぐ目が覚める。
まだ4時だ。
ふとテレビをつける。早朝にも関わらずニュースキャスターとして、視聴者に向け親身に働く人がいる。
「今年は異例の暑さになりそうです。」
毎年訊くような言葉だ。毎年の夏、「今年は暑すぎやしないか」と言っている気がする。よくも毎年同じ感想が言えるな。気持ちが悪い。
このような世の中にありふれている無論な事例に対し、過度に疑問を抱く自分自身の気質に嫌気が差す。
混沌とした脳内を1度白紙にすべく、エアコンが付いているのにも関わらず、1時間ほど窓を開けて新たな空気と触れ合う。この瞬間、今まで普通だった自分の部屋が凄く淀んだものに思えて苦しい。
外は、夏らしく虫の音が聞こえると同時に、早朝の象徴として、鳥の囀りが聞こえる。こんな朝から蝉の声すら聞こえてくる。
幼少期は虫を触ることを顧みず、蝉だって手で捕まえていた。だが今はもうできない。大人になるとはこういうことなのだろうか。
大人になりたくない。働きたくない。お金という紙切れだけで評価される人生は嫌だ。
ただ、給料日は大好きだ。この日だけは自分の存在意義を感じられる。
この思いで、また1ヶ月後の給料日まで死んでも良いと思いながら労働する。
こんなことを考えると尚更寝れない。もう文章を書くのは飽きた。
YouTubeでも見ながらアイスを食べることにする。
りあるを残す。
表現引用(another_v)