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変化じゃなくて交代-アトピーを通じて
たばこがゼロにならない。
間食をしてしまう。
アトピーと過ごす中で、この2つに苛まれている。
なぜたばこを吸うか?間食するか?その理由のほとんどは「不安を紛らわすため」だと思う。
件の上司とのやりとり、かゆくて仕事に集中できないとき、妻との小さな諍い、、そんな時に、たばこに手を出したくなったり、空腹でないのに食べ物(主に食パンが多い)に手を出す。
本日、東洋医学の治療を受けてきた。
「食事の量を摂り過ぎていて、毒を浄化する肝臓だけでなく、胃腸が疲れている」
「身体から小麦と砂糖の反応が出ている」
こんな診断を受けた。身体はあまりにも正直だった。
この2週間は、自律神経不調時の取組(身体を緩める、呼吸のコツなど)、どんな時にストレスを受けるか(上司の存在に加えて妻という存在も同様であることに後ほど気づいた)、ストレスを受けた時にどう対処すべきか(今はたばこと間食)、あたりと向き合ってきた。
とてもしんどかった。
何十年も付き合ってきた自分の本質と向き合ってきたわけだから、いま考えれば当然だ。
ふと自分に問いかけてみた
「たばこ吸ったら死ぬよ?」という確証があったとして、私はたばこを吸わない選択を、しっかり取れるだろうか。
…取れないかもしれない、と思った。
1日20本は1日3本程度まで減っているにせよ。
ちなみに、これまでは外食をはじめとした暴飲暴食は、いまは間食に変化している。週5での揚げ物や外食・飲み会に比較すれば、こちらもだいぶ変容している。
でも、ゼロにならない、やめられない。
不安になってしまう、手が出てしまう。
アトピーと過ごすにあたって、このふたつの完全除去は、回復を加速させるだろう。わかっちゃいるけどやめられない。スーダラ節のよう。
今日少しだけ、治療中に話していたのと関連して、言語化されたことがあった。
私は、様々なこと(腰痛・うつ・アトピーなど)を引き起こしてきた、「これまでの私」を捨て去ることに、恐怖を感じている。
これまでの私。
大酒
大食(しかも悪質なもの)
チェーンスモーク
何か(仕事や家庭、上司や妻)のせいにして被害者意識を抱き、これらの行動を容認し隠蔽する特性
隠蔽しているからこそ、自分の存在を誰かに承認してもらいたいと求める言動
この、「これまでの私」の最後の残り香が、たばこと間食なのだろう。
もう、「変化」させるんじゃなくて、新しい私に「交代」するところに来ているんだろう。
とはいえ、たばこも暴飲暴食も、何度も何度も、控える宣言をしてきているので、ここで何か宣言するのも自分で嘘くさいので何も書かないけど。
「もうやりません」と言いながら犯行を繰り返す、万引き犯と同じ心理。
万引き犯をしょっぴく、サヨナラすることが、私にとっての「腹をくくる」というか行為なのかもしれない。これを理解しようとするところから、始めてみよう。