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未来の生物はやはりワイルドだった

みなさんおはようございます。本日は昔読んだ、「フューチャーイズワイルド」という本を紹介したいと思います。これはNHKでドキュメンタリー番組としても紹介されていたので、ご存じの方も多いと思います。

この本の面白いところは、生物学だけでなく、地質学などいろんな分野にまたがって考察がなされていることです。まず気候がどう変わるかわからなければ、未来を想像することもできないでしょう。その意味では本当に良書だと思います。

本書では500万年後の未来、1億年後の未来、2億年後の未来について書かれていました。人類については残念ながら、本書では絶滅してしまっており、現在高等生物として君臨しているものほど早く滅んで行ってしまっています。具体的には霊長類は早々と退場していますし、哺乳類だって1億年後には1種類しかいませんでした。2億年後ともなると、脊椎動物がほとんど姿を消しました。でも考えてみれば当然で、古くから地球にいる生物ほど生存能力があると思えば、納得がいきます。

そんな「フューチャーイズワイルド」ですが、本書では2億年後に再び超大陸ができると予想されていました。そうなると気候も極端になります。本書では書かれていませんでしたが、2億年もすれば、太陽活動も今よりもずっと活発になっているでしょうから、かなり地球は住みにくくなるかもしれませんね。本筋とは離れますが、5億年もすれば、ほとんどの生物は地球に住めなくなるなんて言われていますし。

話を戻すと、この最後を締めくくった生き物はイカでした。イカが高等生物に進化するかも、というところで話は終わっています。果たしてイカが進化して知的生物になるかは分かりませんが、そうなったらなったで面白いです。2億年前の地層から大量の放射性炭素が見つかったなんていう考察を未来の知的生物がしていると思うと面白くなります。人類が滅んだら、その穴を埋めるような生物が出てくるかもしれませんし。

本当に生物がどのように進化していくかは未知数です。いろいろ想像するのも楽しくていいですね。

それでは本日はこれにて。今日もここまで読んでいただきありがとうございました。

#読書感想文 #フューチャーイズワイルド #ドゥーガル・ディクソン

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ブルーベリー博士(家庭菜園投資家)
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