ビッグマック指数はアテになるのか?
みなさんおはようございます。本日はビッグマック指数はアテになるのか?という話をしたいと思います。よくビッグマック指数はその国の物価を考える上で使われます。ビッグマックの値段が高ければその国の物価は高いと言えます。
ただ、物価が高いことと経済力があることは必ずしも比例しないのではないか、とも思えます。実際日本のビッグマックの値段は450円であり、これは最近タイに抜かれたといって話題になりました。実際タイは日本よりビッグマックが高いです。しかし、バンコクはともかく、地方に行けばタイはまだまだ経済発展が遅れていると言わざるを得ません。そう考えると全国津々浦々インフラが整備されている日本の方が豊かだと思えます。同様に韓国もビッグマック指数は高いが本当に日本より豊かになったか、と言われれば疑いたくなります。確かに一人当たりのGDPは日本を超えましたし、稼ぐ人はとんでもなく稼ぎます。それでも地方のインフラはまだまだ整っていないとのことです。
個人的に思ったのは、ビッグマック指数は一つの経済指標にはなり得るが、それをもってその国の経済が豊かであるとは言えないのではないでしょうか?むしろ日本は企業努力によってビッグマックの値段が抑えられているため、安くて当然だとも言えます。
そこで、ある経済学者と話していてビッグマックではなくiPhoneを基準に測ると良いと言われました。そのことを教えてくれた人は蔵研也という人です。本も出している人です。iPhoneなら600ドルとかドルだとこれくらいになると目安になるから、ドルに対して通貨が弱ければ、より多くのお金を払わなければならず、経済力が弱いということが理解できます。
なので、これからは国際的な経済指標としてはビッグマック指数ではなくiPhone指数なるものを作った方が分かりやすいかもしれません。逆にiPhone指数は安く買えるほど経済力があると見ることができるので、より分かりやすいかと思います。そういえば、iPhone高くなったな。普通に買ったら20万円くらいするし、今後買えなくなる人も出てくるかもしれない。自分はSE3を使っているが、下手に機能を充実させるより、コンパクトなモデルの方が使いやすくていい。