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「偶然の幸せ、それに気づくヨロコビ。...誕生日に想うこと...」心に浮かんできた言葉(044)

こんにちは「てると大吉」です。
山の手の散歩コース。自生している水仙が寒風に揺れています。雪中四友といわれる山茶花・蝋梅・水仙・梅。今年は梅が遅いとか・・・。

さて、唐突ですが「誕生日っていいなぁ」と思います。何よりひとつの区切りとなって、自然と自分のこれまでをふりかえる機会となるから。

先月の誕生日、そんな気持ちで向かったノートに、僕はたくさんの「ありがとう」を書き出していました。

先ずこの身体、生きて感じて考えられていることに、ありがとう。この身体に命を繋いでくれた両親に、ありがとう。そして配偶者に、子供たちに・・・。命のバトンがつながっていることにも、ありがとう。・・・などなど。それなりに反省もしつつ、最後はこの時間にありがとう、と。

これまで出会ったすべての人に、その出会いのひとつひとつにありがとう。その出会いがあったから僕はここにいます。

その出会いに想いをめぐらせていると、なぜか「偶然」という言葉が心に浮かんできました。そして思ったのです。

これまでの出会いは全て奇跡なんだ、「偶然の幸せ」なんだと。

ふと脳裏をかすめた詩があります。

チイサナヨロコビ

水に差していた 折れたアイビーに根がでていた
駅の無料の駐輪場が 一台分空いていた
朝飲んだお茶が とても美味しかった
朝のヘアスタイルが なんとなく決まっていた
駅に行く途中 トラ縞の猫が走り去るのが見えた
空気を入れた 自転車のタイヤが快調に走る
知らないオジサンが 親切だった
遅れて出たのに 時間ピッタリに間に合った
庭に植えた山椒が ちょっと大きくなっていた
どこかで ウグイスが完璧に啼いた
それらはみんな わたしを元気にしてくれる
『チイサナヨロコビ』という名の精霊たちだった

『根橋麻利詩集 川辺の響き』 著者 根橋麻利  2023.5.27 潮流出版社

この「チイサナヨロコビ」は、僕の心に浮かんだ「偶然の幸せ」とつながっている気がします。ちょっと深呼吸してみれば、それは私たちのそばにいつもあるのでしょうから。

それに気づくか、気づかないでいるか・・・。

チイサナヨロコビは心を元気に前向きにしてくれる。
僕は未来を見つめ、希望とともにイマココを生きることができる。
この気づきも偶然の幸せなのでしょう。

ありがとうの次は、僕もチイサナヨロコビを書き出してみたい。
みなさんのチイサナヨロコビはいくつありますか。

誕生日 齢(よわい)重ねて 想うのは 数限りない 出会いの奇跡  

noteの街での素敵な出会いにも、ありがとう。

誕生日を迎えての想いをつらつらと綴りました。今週も読んでいただきありがとうございます。寒波襲来。今週はとても寒いとか。みなさま、どうかご自愛なさってください。ー2025.2.2ー

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