てると大吉

こんにちは「てると大吉」です。配偶者と愛犬と暮らしています。日々の暮らしの中で感じ、考えたことを言葉にしてみます。そして時折、短歌にもします。言葉を綴ることで自分の中の思い込みに気づき、そこから1ミリでも離れられたら良いのだけれど。時に抽象的な思考に終始するかも。ご容赦ください。

てると大吉

こんにちは「てると大吉」です。配偶者と愛犬と暮らしています。日々の暮らしの中で感じ、考えたことを言葉にしてみます。そして時折、短歌にもします。言葉を綴ることで自分の中の思い込みに気づき、そこから1ミリでも離れられたら良いのだけれど。時に抽象的な思考に終始するかも。ご容赦ください。

最近の記事

「ものの言い方は、考え方まで変えてしまう!」心に浮かんできた言葉(035)

こんにちは「てると大吉」です。 今週、寒くなるとの天気予報。「冬将軍様、どうぞお手柔らかに」とつぶやいています。 さて、先日「パートナーの話し方になんだかモヤモヤ・・・」という知人の話をききました。それでまず「話し方」について。 十人十色、ものは言いよう、いろいろな話し方がありますよね。 声質やテンポなどには人柄が表れているように思います。話し方のタイプは相手にあわせて言葉を選んで伝えようとする人と、スパッと自分の言葉で伝えようとする人に大別される気がするのですが、どう

    • 「1973年、秋は窓の外を通り過ぎる...村上春樹と青春...」心に浮かんできた言葉(034)

      こんにちは「てると大吉」です。 先日、火星の夕日は青いことを知りました。もし、地球の夕日も青色とか、緑色だったら、清少納言は「秋は夕暮れ」と書いたでしょうか。 さて、秋の描写というと思い出す文章があります。それは村上春樹の*『1973年のピンボール』の最後。 ☆双子の姉妹と暮らしていた僕。秋の朝、バス停で彼女たちと別れます。 どうして秋になるとこの文章を思い出すのだろうと、不思議な気持ちになります。もしかすると若いころの経験と結びついている・・・。 たぶん僕が「青春が

      • 大吉の日常(その11) 💟Happy birthday!💟今月で4歳!

        こんにちは「てると大吉」です。 大吉は2020年11月生まれ。今月で4歳になります。そこで今日は子犬の頃から今日までを、ざっとふりかえってみます。 まず、わが家にやって来た頃。 転居を機に大吉との暮らしが始まりました。 それから一年経った頃(2022.3)の日記に、僕はこんなこと書いてました。 ーーー僕たち夫婦のところにやって来た彼。名前は「大吉」。犬種はミニチュアダックスフンド。念願の犬との暮らし。転居後、少し落ち着いてからと僕は思っていたが、配偶者はあれよあれよとい

        • 「平和の種が育つ教室」心に浮かんできた言葉(033)

          こんにちは「てると大吉」です。秋を探してこんな写真を撮ってみました。少し色づきはじめたドングリの実が風に揺れてます。 ご縁をいただき、ある小学校の教室を訪ねました。そこで知人の国際NGOの企画による国際平和交流の授業を参観しました。 日本にやって来たのは南アジアの国の小学生と先生。六年生の教室での交流授業。タブレットを使ってお互い質問し、説明してあっています。ワイワイと話し合い、拍手も起きて、笑顔がいっぱい。教育現場の変化はなるほどです。ニュースなどでみるように、電子黒板

          「そうか、嬉しいのか!...『いのちの車窓から2』星野源...」心に浮かんできた言葉(032)

          こんにちは「てると大吉」です。空気はこんなにもさっと入れ替るのだ。季節の移り変わりを肌で感じています。 さて、先日*『いのちの車窓から2』を読み、「食卓」というタイトルのエッセイが心にとまりました。 著者は、子供の頃から落ち着きがなく、人との距離が近くて、「動きたい」という謎の感情を抑えることに苦心していたそうです。それは食事の時にも現れ、我慢はストレスになっていたといいます。 そんな著者が結婚して、新しい食卓での一場面。 誰にも相談できなかったこと。「なんか動きたくな

          「そうか、嬉しいのか!...『いのちの車窓から2』星野源...」心に浮かんできた言葉(032)

          「秋の空が奏でる音とは?...高村光太郎の祈りを想う...」心に浮かんできた言葉(031)

          こんにちは「てると大吉」です。大吉との散歩、気持ちのよい秋の空を見あげます。ふと口をついて出たのは、どういうわけか「秋は喨喨と空に鳴り」という*高村光太郎の「秋の祈り」のフレーズでした。 「喨喨」が読めなかった遠い記憶。そして「リョーリョー」いう読みを知り、音の響きを素敵だなぁと思ったこともよみがえります。さっそく図書館でかなり厚い『高村光太郎全詩集』を借りてきて、少し変色した頁をめくり、「秋の祈り」の言葉を味わってみました。秋の澄みきった空が奏でる音とはどんな音なのだろう

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          「いつもの散歩道を逆向きで歩いてみると・・・。」心に浮かんできた言葉(030)

          こんにちは「てると大吉」です。久しぶりに昼間の散歩に出かけ、木漏れびのもとで一休み。街中をさけた某森林公園。風は心地よく、季節がゆっくりと進んでいることにほっとしました。 さて、*『高橋源一郎の飛ぶ教室』のなかに、「いつもの道を逆向きに歩く」というお話があります。そこにはいつものあたりまえの風景が、反対向きで歩くことでまったく違って見えた体験が記されています。 たぶん僕も「これはこういうもの」とか「この人はこういう人」となんとなく思って暮らしています。無意識だと思うけど・

          「いつもの散歩道を逆向きで歩いてみると・・・。」心に浮かんできた言葉(030)

          「速読と遅読!読むことを創造につなぐには?」心に浮かんできた言葉(029)

          こんにちは「てると大吉」です。 写真は瀬戸内の島々。空と海の色に秋の訪れを感じます。 秋と言えば・・・。読書の秋ですかね。読書週間はまだ先ですが、今日は読むことについて書いてみます。 まず「最近、自分の読みは雑になっているのでは」と感じています。確かに「読み飛ばす」ことが多くなっている。スマホやタブレットでニュースを読むときは特にその傾向が・・・。みなさんはどうですか。 情報を得ることが主目的だと、AIの力もかりて、効率よく読むことを無意識に優先しているようです。それに

          「速読と遅読!読むことを創造につなぐには?」心に浮かんできた言葉(029)

          「こんにちは妄想くん。そして、バイバイ!...気になることの賞味期限...」心に浮かんできた言葉(028)

          こんにちは「てると大吉」です。 今日は「賞味期限」の話をします。 さて、どういうわけか、ちょっとしたことが気になって忘れられないことがあります。みなさんはどうですか。 何でもないことがふと気になる。考えてもどうしようもないと分かっていても、やはり気になる・・・。そして妄想がふくらんでいくのです。気がつけば僕は妄想にとりつかれている・・・。 たとえば帰宅途中、仕事のことが気になりだして、がまんできずもう一度職場に戻ったこともあります。「あの資料、ちゃんと保管したっけ?」と

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          大吉の日常(その10)「推しうちわ」を作ってみました

          こんにちは「てると大吉」です。 今回は大吉の「推しうちわ」を作ってみました。 僕と配偶者がテーブルの上で作業していると---- 何をしているのですか?と、テーブルの上の作業に興味津々。 作っていたのは・・・。これ!   完成です。 さっそく、大吉がチェックします! 並んでの撮影も視線はどこへ? 大吉の「推しうちわ」、いかがでしたか? 暇なことやってるなぁ----と、ご笑納いただけたら嬉しいです。 猛暑が続き、早朝の散歩が大吉の唯一の外出です。 少し涼しくなったと感

          大吉の日常(その10)「推しうちわ」を作ってみました

          「悲しみの扉を開いてみると?そこには何が?」心に浮かんできた言葉(027)

          こんにちは「てると大吉」です。写真は夜明けの空。早朝散歩の途中で撮りました。今日は『悲しみの秘義』(著者 若松英輔)を読んだことをきっかけに考えたことを綴ってみます。 さて、友人の配偶者が急逝したと知ったのは昨年の春。あの日しばらく連絡を取っていなかった友人が連絡をくれました。そして僕に伝えられたのはその悲しい知らせでした。 高校の授業で歌の最初は挽歌(死者を哀悼する歌)なのだと聞いたことを思い出します。ちょうど昨年のいま頃、久しぶりに友人と会いました。あれから季節はちょ

          「悲しみの扉を開いてみると?そこには何が?」心に浮かんできた言葉(027)

          「しょせん他人事と思えたら、理不尽と闘える?...課題の分離の視点から...」心に浮かんできた言葉(026)

          こんにちは「てると大吉」です。写真は「初雪カズラ」という蔓草。猛暑なのに初雪?と調べたら、春から秋にかけて葉の色を変え、最後は紅葉するようです。花のように見えるところも葉です。 さて、知人が話した「自分勝手にルール変更する理不尽な上司」のことを、今日はアドラーの「課題の分離」の視点から考えてみたいと思います。 青年に対して哲人は言います。 本文では子供の教育のことが語られ、親が子に「勉強しなさい」というのは、子供の課題に親が踏み込むことだと言います。なるほど「今、しよう

          「しょせん他人事と思えたら、理不尽と闘える?...課題の分離の視点から...」心に浮かんできた言葉(026)

          「花嫁の父が思わず涙して考えたこと...他者貢献...」心に浮かんできた言葉(025)#未来のためにできること

          こんにちは「てると大吉」です。写真はオーニソガラムサンデルシー。花言葉は純粋・無垢・才能。卓上に品良く置いてありました。 個人的な話ですが、先日、娘の家族挙式がありました。二人の姿をみていると、どうか幸せな温かい家庭を築いてほしいと心から思います。 スピーチでさっそく涙した僕ですが、今なら二人の未来のことを実感を持って考えられそうです。 さて、二人がこれから歩む社会を思うとき、まず少子高齢化社会という言葉が心に浮かんできます。その実態を知ろうと厚生労働省、人口動態総覧の年

          「花嫁の父が思わず涙して考えたこと...他者貢献...」心に浮かんできた言葉(025)#未来のためにできること

          「子供たちの未来を壊しているのは誰?僕たち大人?」心に浮かんできた言葉(024)#未来のためにできること

          こんにちは「てると大吉」です。 今日は「子供たちの未来のためにできること」について考えました。 先日、バングラデシュで大規模な反政府デモが起きた。二十年来の知人が代表の国際協力NGOが教育活動を支援している国だ。デモの影響で縫製工場が稼働停止したとも知る。今朝、僕が着たシャツも彼の国で生産されているようだが、その実感はない。日々の快適な暮らしの背後に、僕が実感できていない営みがある。世界はつながっていると言いながら、その実感が持てない。 そんな僕にもに子供たちの未来のため

          「子供たちの未来を壊しているのは誰?僕たち大人?」心に浮かんできた言葉(024)#未来のためにできること

          「大吉と〈カジュアルめい想〉を やってみました。」心に浮かんできた言葉(023) + 大吉の日常(その9)

          こんにちは「てると大吉」です。 写真は「膝に乗りたい」と上目遣いの大吉。なんだかうまく撮れてませんね。それにしても、なぜスマホを向けると彼はフリーズするのでしょうか・・・。 さて、なんとなく落ち着かない、気持ちがざわざわする。ニュースをみていると無力感がわいてくる・・・。なんてこと、みなさんはありませんか。 そんなとき僕は小掃除をします。散らかっていた机の上や出しっぱなしの書籍・資料を片付ける。それだけでも気持ちはちょっと清々しく、そして落ち着いてきます。(僕が掃除好きだ

          「大吉と〈カジュアルめい想〉を やってみました。」心に浮かんできた言葉(023) + 大吉の日常(その9)

          まさか、僕は自分の人生を生きていないのか?---承認欲求の視点から---心に浮かんできた言葉(022)

          こんにちは「てると大吉」です。 早朝の白蓮の花。配偶者が散歩の途中、撮影してきてくれました。 花言葉を調べると「清らかな心」とあります。厳しい環境に負けることなく美しい花を咲かせる姿。清々しさと潔さを感じます。 さて、「承認欲求」という言葉からどんなことを連想しますか。 子供も大人も、学校でも職場でも、SNSでも、行動の背景には「自分のことを見て欲しい。認めて欲しい。」という気持ちはあふれています。 例えば、子供はほめることが大切だとはよく言われます。社会でも誰かに認められ

          まさか、僕は自分の人生を生きていないのか?---承認欲求の視点から---心に浮かんできた言葉(022)