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【最後の対応が”次の仕事”につながることもある】


先日、1年近くお付き合いしていたクライアントから、契約終了の連絡が届きました。
理由は、プロジェクトの終了に伴い依頼する案件がなくなったから。

私が所属していたチームにはライターが20名ほど在籍しており、メンバー全員が同じタイミングで終了を告げられました。
契約終了の連絡を受けた途端、仲間は次々にチャットのグループから無言退室。
依頼する案件がないのでは仕方がないと思い、私も退室しました。

しかし、1年にわたって案件を任せていただいていたため、無言のまま最後を迎えるのは寂しいと思い、個別で担当者へ感謝の言葉を送りました。

担当者からすると、私は20名ほどいたグループのうちの1人。
今後付き合うことはない。連絡が届いても無視しても構わない。という位置づけのため、返信は来ないだろうと考えていました。

ところが少し時間が経った頃、担当者から返信が届きました。
内容は、個別メッセージに対するお礼の言葉と別のプロジェクトへのお誘い。

参加していたプロジェクトの案件依頼はなくなったものの、別のプロジェクトでライターを探しているとのこと。
今までと依頼する内容は異なるものの、もしよければ参加しませんかと声をかけていただくことができました。

私が大切にする考え

それは、最後まで気を抜かないこと。

今回、最後だと思って送ったメッセージから、次の案件につなげることができました。
もし、グループから無言退室したまま、担当者へメッセージも送らなければ、別のプロジェクトへ参加できていなかったかもしれません。

最後にメッセージを送ったから次の案件につながったというわけではありませんが、ひとつのきっかけにはなったのではないでしょうか。

もう連絡を取ること、一緒に仕事をすることはないかもしれない。
だからこそ私は、丁寧な対応を心掛けます。

言い方は悪いですが、最後の印象だけでも良くすることで、「あの人を手放して惜しいことをしたな」と思ってもらえる対応をしたいと考えています。

昔営業をしていた頃、クライアントとのメールのやり取りは”絶対に私が送った文章が最後になるようにする”と心掛けていました。
どうやら私にはまだ、この習慣が残っているようです.。*

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