40代で大学生になった #7
卒業論文
文学部は、卒業論文を書かないと卒業できないのです。
「卒業論文についてそろそろ考えないといけないですよね?」
と、質問したところ
「あなたの場合、単位の取得が間に合っていませんので
来年あたりでしょうか。その前にまず、もう少し単位を
取らないといけません。頑張りましょう。」
という返答でした。
そこで、入学して6年目からは、それまでにないくらいの
集中力で単位を取りました。
え~、一体何年在学してるの?と思った人もいますよね?(笑)
在籍年限は8年までです。
卒業できるの~?
正直卒業できるかどうかは、わかりません。
でも、とにかく卒業論文にはとりかかりました。
まず、テーマを決めます。
何をやりたいですか?
よくわかりません。
いつの時代の文学が好きですか?
古典は苦手ですから、近現代でしょうか。
好きな作家は誰ですか?
夏目漱石。
先行研究が数えきれない程ありますが・・・
そうです・・・ね(-_-;)
年下のイケメン
次に、指導教官を決めます。
私がスクーリングでお会いした教授の方々は
すでに退官しておりました。
仕方なく、お会いしたこともない先生に
卒論指導のお願いをして
何とかお引き受けいただきました。
これがさ・・・
自分よりずーっと年下のイケメンだってことを
後になって知りました。
知ってたら別の先生にお願いしてただろうと思うのです。
なぜって?
いや、だって、ほら、みんなイケメンには弱いでしょ?
ともかく
私は、この年下のイケメン先生にほめてもらえるような
いい論文を書こう!と
最初の頃は思ったのでした。
次回につづく