親の介護からの施設選び パート5
この電話のやり取り以降、
私の中にある不安と不信感の感覚が膨らみ始め、
まずは身内に、そして、いろんな方にご意見を仰ぐことになりました。
その中で、沢山の問題点と疑問が浮上してきました。
①病院のソーシャルワーカーではなく、なぜ斡旋業者の担当営業マンが対応しているのか
②紹介くださっている施設は父の状態に見合った施設内容ではそもそも無いのではないか
③仮押さえの施設の入居時期の報告をなぜ行なってくださらなかったのか
④病院側からの入院可能な期日の説明がなされていない
など。
いろんな疑問点がどんどん私自身を不安にさせていきました。
お見舞いに行くと、日毎に認知が進み、とうとう私や家族のことがわからなくなった父。
どんどん歩けなくなり、どんどん痩せ細る父。
一日も早く、日常に戻してやりたい。
そんな気持ちだけが空回りし、
焦りと怒りが込み上げてくる毎日。
命を助けてくれた感謝の気持ちと、
裏腹にある、不穏な気持ち。
誤魔化されてる、嘘つかれてる、
何か、筋の通らない、モヤモヤとした感覚だけがあって、一向に前進していない…
どんどん感情の渦に飲み込まれ、
苦しみがどんどん増していきました。
誰を信じたらいいのだろうか?
直接会って、
または電話で、
看護師さんに聞いても、ソーシャルワーカーさんに聞いても、
誤魔化されたり、はぐらかせたりで、
納得できる言葉を誰からも聞くことができず…
いろんな情報だけが錯綜して、
余計混乱を招き、
憤りを感じ始めた頃、
もう一度、事の経緯を聞く必要があると思い、
ソーシャルワーカーさんとの話し合いの場を設ける事にしたのです。
…ここで衝撃的な事実を耳にする事になるのです。
続く…