監察医朝顔
監察医朝顔SPを見た。
つぐみちゃんの妹のさとみちゃんが生まれていた。
朝顔のお父さんの平さんは認知症が進んでいて、つぐみちゃんが「じいじ、今日はカレーだよ!」と抱きつくと「うるさい!」とつぐみちゃんを突き放した。
両親はどうしても手がかかるさとみちゃんにかかりっきりなるので、つぐみちゃんは自分はいらない子だと思ってしまう。
さとみなんか生まれてこなきゃ良かったと、つい言ってしまう。桑原君パパが、年齢を考えると自分達はつぐみちゃん達より先に死んでしまう。そうしたら、つぐみにはさとみしかいなくなる。つぐみの側にはさとみがいる。つぐみもさとみの側にいてあげて。みたいな事を話す。変に物分かりの良いつぐみは分かったと答える。
認知症が進んだ平さんの希望を叶える為に岩手のホームへ平さんを連れて行く。
今回は子育てや親の介護をしながら働く母親に焦点が当てられていた。
親は歳をとったら子供の迷惑になりたくないと考えるけれど、やっぱり子供の世話になってしまうみたいな事を茶子先生が話す。
親が認知症になっても、築かれてきた絆で何とか持ち堪えていけるのか…いや、そんなもんじゃないと、親の介護を経験した事がない私は全然分かってないんだと思う。
最後のシーンは平さんが笑顔を見せてくれた事に切ないながらも救われる思いだった。