娘を産んだ日に乾杯
好みが似ているレジ人に薦められたカフェのカスタードプリンを記念日に食。
なめらかプリンなる物が世に出てから、何でもなめらかだと間違いないなどと言う風潮を個人的に感じる。
小学校の家庭科の時間にプリンを作った時は「なんじゃこのもったりした感じは!」と違和感を感じた蒸しプリン🍮
今となっては懐かしい。
最近のプリンは、プリンではない別のスイーツ。
前置きが長くなったけれど「きっと好みだと思うよ」と教えてもらいやって来た。
バッハの曲が流れる中、ゆっくり味わった。
うん!美味しい!
プリンはこうでなくっちゃ!
コーヒーは酸味のある味でプリンに合っていると思う。
今まで通り過ぎていたカフェ。
軽くみていた。
39年前の今頃は、ひとりで分娩室で苦しんでいた。
娘の父親は上海に長期出張中。
暑い夏の終わり。暑い日差しと病院近くの工事中のカンカンカンと激しく鳴る音を覚えている。
同室の人の所へご主人が毎日来ているのを寂しい思いで見ていた。
兎にも角にも色々あったけれど、無事に娘も39歳の誕生日を迎え良かった良かった。
それは毎年繰り返される気持ち。
子供の誕生日は私にとっても新たに歴史の始まり記念日である。
頑張ってる自分に労いの気持ちを送る日でもある。