自分には届かない天国からの宅配便 

柊 サナカさん著『天国からの宅配便』を読んでいる。図書館のHPの「新着図書のお知らせ」にある「内容紹介」を見て選んだ本。短編で光らない作家は読む価値が無いと思ってるので短編集や連作集ばかり選んでしまうが、🎯の本。自分は誰かが天国から届け物をしてくれるような人生を歩んでないから、それぞれの主人公が哀しくも羨ましい。書かれていない主人公の「それから」が、この宅配便に依って少しでも光の多い人生であることを祈ってしまう。「歌い続けて!」「やってみろ!」「見-つけた!」って。

#読書感想文

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