![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/173555391/rectangle_large_type_2_1aee9496f8a43a03564bdbf5db04784c.png?width=1200)
医療は死者が血のインク、皮の紙、骨の万年筆で書いたもの
こんにちは
こんばんわ
ともひろです。
私は神奈川に住んでいますが
最近はまぁ〜寒い
一層冷え込んできた。
聞くところによると
病院にお世話になる人も増えてるそうだ。
あなたは最近病院行きましたか?
体調崩したら病院に行って
適切な医療を受けることができる。
本当にいい時代ですね。
今日はそんな医療の話
タイトルの意味
出し渋ってもグダるのでさっそく
タイトルの意味をお伝えします。
そしてこれだけを覚えて帰ってください。
医療マニュアルは血で書かれている。
これがこの記事で伝えたい唯一のことです。
血で書かれている=誰かの死です。
つまり現代医療はたくさんって
言葉じゃ表せないぐらいの死者によって
支えられているってことです。
医療の元を辿れば
医療マニュアルだけではなく
医療全般の知識についてだ。
そんなたくさんの犠牲の上に
今日の医療があることを伝えたかった。
言い方を変えよう。
私達は生まれたときから屍の山の上に立っている
なんなら生まれる前からでもあると
私は思っている。
死者の山その1 ワクチン
皆さんワクチン打ってますか?
僕はインフルエンザは毎年
新型コロナは4回打ったかな?
おかげで前年から今まで
風邪を引かずに生きています。
ワクチンには感謝してもしきれない。
現代においてなくてはならない大切な
医療の1つですね。
そんなワクチンは誰が作ったのでしょうか?
最初にワクチンが作られたのは
狂犬病への対策として作られた。
作った人物の名はルイ・パスツール
医療の世界では知らない人はいない
医療界の超有名人です。
彼は元々、狂犬病の治療のために医師となり
その研究の集大成としてワクチンを残しました。
狂犬病とはほぼ致死率100%の病気です。
発症したら最後、現代でもほぼ助かりません。
ですがルイ・パスツールは
その発症を予防するものとして接種するもの
つまり予防接種→ワクチンを作りました。
ではそのワクチンが作られるまで
はたして何人が狂犬病で死んだのでしょうか?
狂犬病は大昔からある病気です。
古くは古代エジプトの法律ぽいものの中にも
その記載があったとされています。
そんな数千、数万年前から人間を殺してきた病気
それが狂犬病です。
今は狂犬病を例としていますが
ワクチンが作られるというのは
それだけその病原体の人間への影響度が高いのです。
言い換えればそれだけ人を殺した病気です。
ワクチンが作られるという裏には
たくさんの人の死があることは
あなたもよく知っているはずです。
コロナウイルスで
屍の山その2 薬
昔見た言葉でこんなのがあったような
なかったようなのがあって
この世に毒物は存在しない
適量を過ぎれば毒になるだけ
例えば水
水中毒といって毎年何名か亡くなってます。
例えばビタミンC
これはだいたい12gぐらいで死にます。
例えば梅
青梅を300個とか食べれば中毒で死にます。
これらのもの皆さんよく食べてますよね?
でも死んでない。
何故かと言ったら適量だからです。
量を誤らなけば健康や役に立つのが
毒物(物質)というものなのです。
それは薬も同じ。
麻薬と言われるものだって
使い方を誤らなければ強力な医薬品となります。
麻薬の多くは麻酔薬として使われてますからね。
じゃあそんな危険な薬物の致死率
いったいどうやって出したんでしょうね?
今はマウスの実験のデータを使ってますけど
昔はどうだったんでしょうね。
私は適量というのもが恐ろしいです。
だってその適量を確かめた人がいるのだから
これぐらいだったら死なないと
人で試した時代があったはずだと思います。
そしてその人たちの死で私達が安全に薬を飲める。
一粒の錠剤に何人の死が乗っているのでしょう?
一粒にするには重すぎるぐらいかもしれないです。
屍の山その3 手術方法
想像に難くないと思います。
人の腹掻っ捌いてるんですから
そりゃ失敗すれば人は死にます。
血管1本切ったら死にます。
神経1本切ったら死にます。
そんな世界です。
安全な手術なんてものはないですけど
安全に手術が受けられるのは
間違いなく過去の人の死のおかげです。
どれが切っても大事で
どれが切ってはだめか
それは過去、確かめた人がいるから
そしてそれによって死んだ人がいるから。
まさに人体実験の結果にほかならない。
この記事のはじめに
生まれる前から屍の山の山に立っている
こんな表現をしましたがこれは出産のことです。
出産ってかなり死亡率が高いんです。
条件がかなり違うため正確な数値を出せませんが
新型コロナより出産のほうが高いです。
ちなみに世界で1番安全に出産できる国
日本のデータを使ってもです。
安全に出産できるってことは
安全じゃない出産が必ずある。
子を産んだあと母が死ぬっていうのは
フィクションとかではなく
当たり前にあることです。
そして赤ちゃんが産まれすぐ死んでしまうのも
死んで産まれていまうのも本当です。
たくさんの母子の死があります。
そういう意味で産まれる前から
たくさんの対策をしてもらって産めるのは
間違いなく死んだ人のおかげです。
あと母は強しってやつですね。
普通の人生だったら出産は間違いなく
1番の生死の分け目でしょうね
屍の山の上で
皆さんの足元にも屍が見えてきた頃だと思います。
医療マニュアルは血で書かれている
この言葉の意味が分かったでしょう。
残酷な医療という世界が。
しかし私はこうも考えます。
死者から受け継いだものだと
今回の記事のサムネのこれ
![](https://assets.st-note.com/img/1738936742-cxngptqOfNyorVRY37eFPLaT.png?width=1200)
これのように死者(骸骨)からの
未来へのバトンだと思います。
死者の死を無駄にしないための。
彼らは死んだ。
そして命のバトンを私達に託したのです。
そのバトンを1番に持ってくれているのは
間違いなく医療従事者の方々でしょう。
死者の死を重く受け止め
今もそのバトンを握っています。
その責任を全うするのが医療
そして私達が生きているのです。
あなたの中にも間違いなく
そのバトンが宿っています。
どうか大切に。
ここまで読んでくださりありがとうございます
それではまた。
p.s
この場を借りて、この記事を書くきっかけくださった、医大生に感謝を。
彼は明日、医師試験があります。
どうか彼が合格することを、そのバトンを受け取ることを願います。