自己開示9 大きいのがコンプレックス
私の身長は172センチ。
この世代では突出して大きい。
これが本当にコンプレックスだった。
■いじめられた
小学生の頃はそれたけでいじめられた。悲しかった。
今ハッキリ言う。
あの時いじめてきた奴らよ。
あんたら、お腹が出たり、薄くなったりしてるでしょ。
身長が伸びなくて、コンプレックス持ったやつもいるだろう。
ざまあ!
■母にも「大きいくせに」と言われていた
大きくても小さくても子供だ。
大きいからと言って心も早く成長するわけがない。
この意味に限っては、母は毒親だったと感じる。
■他人の大人にも大きいと言われた
「大きいねえ」的な悪気のない言葉で何度も傷ついた。
■服がなかった
今なら既製服で普通に選択肢がある。
当時、おしゃれに目覚めても本当に着る服がなかった。
■いつも一番後ろに並ぶのが嫌だった
前も後ろも良し悪しだが、奇数の場合は2列に並ぶと最後はひとりになってしまう。これが嫌だった。
ペアでなにかする時に不便だし、みんな隣の子と喋って楽しそうなのに一人ぼっちが悲しかった。
いやいや、良かったことはないか???
いまはある。
■「スラッとしてて服が似合う」と言われて嬉しい
ハイヒールやロングコートなど、背が高いから着こなせるものもある。
■単純に高い位置に手が届いて便利
遠いところにも届く。
これ、テニスで有利だ。
■主人は背の高い女性が好み
「そんな人もいるんだ」とビックリした。
■「いいね」と言われる
単純に嬉しい。ものすごく嬉しい。
本当は背の高さ関係なく人間性を磨くべきで、そこで勝負するべき。
でも、やっぱり自分を認めて褒めてもらえるのは嬉しい。
うん。背の高さにおいて、私の人生は後半に良いことが沢山来てるな。
過去の嫌な思い出はこれで終わろう。