薬屋の短歌 秋深し
秋深し 薬局の棚 隙間増え
次はいつ来る つなぐ薬よ
また薬の供給問題を詠んでみました。
秋深し=だんだん寂しくなる様子。
これを薬局の薬が置いてある棚の状況を重ねてみました。
スカスカなんですよ。薬が置いてない棚が増えました。
少し前は「錠剤が入荷しなくて、おなじ成分の粉ならあるのですが、飲めますか?」と確認していましたが、最近は有無を言わさず変更している状況です。
似た成分の薬も同じ状況だからです。
全国医薬品争奪戦、といった感じです。
錠剤→粉で調剤したら、錠剤が入荷してきたり。疲れます。
「つなぐ薬」は、2つの意味があって、患者さんの命、健康をつなぐ、ついでに薬局の経営をつなぐ、も含みます。