ゲストティーチャーを活用した授業の紹介(その①)
小学校の教員をしています。自分が授業(主に社会科)で実践してきたことや、日々の学校や子どもたちへの関わり方などについての気付きを発信していきます。みなさんの役に立ったら嬉しいです。よろしくお願いします。
前回はゲストティーチャーの活用についての注意点を三つを紹介しました。
今回からは、実際に「ゲストティーチャー」に来ていただいた授業の実践を紹介します。ぜひ最後まで、読んでいただけると嬉しいです。
1.「ゲストティーチャー」を活用した単元
4年生「県内の特徴的な地域」について扱う単元。地場産業が盛んな地域として「新潟県十日町市」について取り上げて学習しました。
2.大まかな単元の流れ
<1時間目>十日町市の場所、大きさ、地形的、気候的な特徴を調べる
単元を貫く学習問題「十日町市では、どんなものを活用してまちづく
りを、しているのだろうか」を設定
<2、3時間目>十日町市の行事やイベントを調べる
<4時間目>調べた行事やイベントの特徴をまとめる
<5時間目>十日町市の産業である着物を紹介、「なぜ十日町市で着物づくりが盛
んなのか」を調べる
<6時間目>「ゲストティーチャー」を呼ぶ計画を立てる。質問を考える。
<7時間目>「ゲストティーチャー」に来ていただく。
(この時はzoomで対応)
<8時間目>前時の内容をまとめる。単元のふりかえり。
大まかな授業の流れは、ざっとこのような感じです。7時間目に「ゲストティーチャー」に来ていただいたのですが、子どもたちが「ゲストティーチャーに来てもらいたい」という「必要感」を感じるようになった時間は5時間目でした。
次回は、その5時間目を取り上げて紹介したいと思います。
最後まで読んでいただいて、ありがとうございます!もし面白かったら「スキ」や「コメント」をいただけると嬉しいです。自分にとって励みになります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?