アームカット
こんにちは。絶です。
前のアカウントではお話したことがありますが、私の腕にはアームカットの傷跡が20個弱ほど残っています。
残っている20個弱は、「苦しんでいる」ということを誰かに気づいてほしくて、傷跡が残るようにわざと深く切ったものです。
大人なら、誰かに自分から相談するべきかもしれません。
でも、それができなかったんです。
「何に苦しんでいるのか」が自分でも分からなかったからです。
自分でも分からないのだから、人に説明できるわけがありません。
「なぜか分からないけど苦しいです。助けてください。」なんて言えません。ただ、その人を困らせてしまうだけです。そして、そのことで自己嫌悪に陥り、また自傷行為をするという負のループに入ってしまいます。
「苦しい」という感情を自傷行為でしか表現できませんでした。
辛いです。切ってはダメだと分かっていても、逃げ道が切ることしかないのです。
前ほどではないですが、自己嫌悪に陥ったり、辛いと感じることがあると、切ってしまいたいと思うことがあります。
でも、そのたびに、初めてアームカットをした日のことを思い出して踏みとどまっています。
アームカットをするために100円ショップでカッターを買い、泣きながら切りました。記事を書いていて涙が出てきてしまうぐらい、辛かったです。
沢山切ってしまって、絆創膏だらけで出勤した時、「痛い人みたい」と言われました。「そりゃそうだよな」と思いました。(言われる前に上着を羽織って隠すべきでした。申し訳ない。)
自傷行為をするようになってから、自傷行為の傷跡が残っている人を見ると「この人もすごく頑張っているんだな。闘っているんだな。」と思います。
もちろん、自傷行為の傷跡が無い人も、すごく頑張っています。
今は切ることは無くなりましたが、今度は過食気味になっています。
お腹が空いていなくても、「食べたい」という衝動に駆られる。
そして、気持ち悪くなるまで食べてしまいます。
胃酸で歯が溶けるのが怖いので吐きはしませんが、体重が増えていき、とても悲しくなります。
ずっと、自分で自分のことを苦しめています。
1つ乗り越えたと思ったら、また新しい壁。
いくつ乗り越えたらいいのでしょうか。少し疲れてしまいますね。