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バタードパーソン症候群〜DVから抜け出せないひとたち〜

先日、担当の代理人弁護士を通じてDV被害者支援者とつながりを得ることができました。その中でバタードウーマン症候群の話題になり、自分自身も振り返って考えることがありました。


バタードパーソンというのはbatteredというのは殴打されたという意味であるがその他の暴力行為含め、被虐待症候群ということになります。

暴力を長期間受けていた被害者は学習性無力感などの特徴的な心理状況に陥るということだそうです。逃げられる状況であっても自ら虐待から逃げることができず長期化する原因となるようです。

私の場合には妊娠・出産を契機に身体的暴力が始まり、加速していきました。子どもという守るというビハインドあり、どうやっても成人男性に身体的に攻撃を受けて打ち勝つことはできないということがわかるようになりました。できる限り暴力につながりかねない小さな諍いも避けるため会話は最小限にして過ごしていました。

相談先として明らかに間違っていたのですが義母の相談したところ
「義父もそうだった。50歳くらいになれば丸くなるから」
というアドバイスだけいただき、家族なのだからストレスの吐き口になるのも仕方がない。と考えていました。

全身あざだらけで歩けない日もあったのですが
「今だけだから耐えよう」本当にそう思わないといられない精神状態だったのだと思います。

だけれども 私はいまは逃げることができて
今の所 安全に暮らすことができています。

あとはDV被害者で弁護士からは暴力を振るわれること自体に自分の存在意義を感じて助けてもまたそこ状況に自ら戻ろうとする人もいると伺いました。

私は友人がいて大切な子どもがいて戻らずにいられました。

自分のことを守ってくださった友人や家族、弁護士に今も
ずっと救われています。ありがとうございます。


これからも安全な暮らしを続けられるようにがんばります。
それではよい週末を。

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