独我論的な思想と、自殺に関して。
俺は幼少期から独我論的な思想を持っていた。
他者は存在せず、この世に存在するのは俺だけ。
究極の自己中みたいな考え方。
でもだからといって、同級生をいじめたり、騙したり、好き勝手に振る舞っていた訳ではない。
それはそう感じている訳ではなくて、ただそう考えられるから考えるといった程度のもので、つまり行動に影響する程の強い思想ではなかったから。
他人と自分が、同程度の構造をした脳を共有しているのは明らかだった。同じ言語を話し、悲しみの表情や怒りの言動、利己的な行動や、笑いの感覚ま