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作品タイトルと、変容する世界

来月のドゥマシは
タイトルが全く無い組曲で
それは、プログラムで表記をするときには
確かに、地味だけれど
自由に想像する楽しみがあると思う。

演奏会では
各組曲の、豊かなコンセプト
一つとして同じものがない
ヴィオラダガンバに特化した作曲者の
調整による響きの違いも理解した上で
多彩な表情を持つ作品を
お伝えできれば嬉しい。

一方で、その後のヒュームは
結構タイトルがついているけど
フランスの性格的小品とはまた違う
なんだろ⋯

火の時代らしい
火のエレメントの抽象性かな
 
面白いのは
各タイトルが持つ世界観が
単独ではなくて
次の作品と連動しているのが
不覚にも、ドキドキする。

そう、世界観は連動していて
それが自然なこと。
だって、世界は変化して
動き続けているのだから。

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