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広島お好み焼き屋【皐月】の看板娘のリムは実は竜の姫巫女様でした! 第1話 序章 (3)

#創作大賞2023
#お仕事小説部門

第1話 序章 (3)

 その日から金髪碧眼の美少女は、毎日飽きることもなく。

 伝説の聖地の一つである桃源郷にある。

 自身の神殿造りの屋敷の胴鏡から、毎日観察をし続けてきたから。

 大変に和服……。

 そう、十二単がよく似合う。

 美しい竜の姫巫女さま、レビィア姫さまがね。

 自身の妹君である金髪碧眼の少女へと。

「リム、もう疲れたでしょ。お父さまの探索の方は、そろそろ辞めて、今日はもうゆるりとしないさい。わかりましたね?」と。

 彼女は自身の妹君であらせられるリム姫さまへと。

 大変に心配をした顔と声音で。

 自分達二人の他界した父の転生者を探索する行為を。

 今日は辞めるようにと諫めてきた。

「はい、姉上。リムは姉上の言われることを守り。もうパパの転生者を探索、探す行為をするのはやめて、ゆるりと読書でもしますね、姉上」と。

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