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頑張るは連鎖する

こんにちは
教育学部 発達教育課程 初等連携教育専修 3年の松下ももです。

ぜひ、最後まで読んでください。






誰かのために頑張るって心の底から思ったことはありますか?


第1回から関わってきた文教大学体育会サッカー部の集客試合。3回目にして、始めに想像していたよりも大きなイベントへと急成長した。その分準備にかける熱量は大きなものとなり、私の見えないところでの努力は想像もできないほどであっただろう。もちろん私のB-fes準備にも力が入る。
着実に進み、データが完成したころ、絶望的な見落としを発見した。どれほどPCに向かって手を合わせたことか。当たり前に横着できる魔法なんてあるはずもなく、やり直しを心に決めた。


期限まで残りわずかの中、空いた時間を見つけては作り直し。予定を蹴って作り直し。自分のせいだし、妥協はしたくないから、やり直そうと決めたのに、流れてきた涙には自分でも驚いた。気付きたくなかったことに気付いてしまったのかもしれない。


そんなとき思い浮かんだのは、B-fesのリーダーとして頑張っていた同期の姿である。他にもたくさん頑張っている人がいたものの、私も頑張らなければと火をつけてくれたのは彼だった。
私から見えた彼の姿は「とにかく一生懸命」。トレーニング前、トレーニング後に発する言葉はB-fesのこと。すごいな、私にはできないと感心するばかり。ときには、真剣に考える顔ですら苦しそうに見えた。彼の本音は、なぜかそのとき聞くことができなかったが、帰り道にあの姿を見てから心配で仕方なかった。この数カ月間どれほどの時間を費やしたのか、どれほどの苦労をしたのか、そんなことを考えているうちに、私のこのくらいの失敗でへこたれているなんて失礼だと思った。


B-fesの3日前からは学校にこもり、機械のようにとにかく修正、印刷、ラミネート。途中、何度かくじけそうになるも、「〇〇も頑張ってるから」「〇〇のためにやらなきゃ」と思うだけで、信じられないくらいに体が動いた。頑張る理由を思い出しただけで最後までやりきることができた。

自分がもうだめだと思ったとき、一番力になるのは「頑張る理由になる誰か」がいること。それは、自分と同じものに向かって頑張っている人でもいいし、普段支えてくれている人でも、誰でもいい。自分が心の底の底から「この人のために頑張ろう」と思えるなら。


誰かのために生きてこそ人生には価値がある

- アインシュタイン -





金田 浩樹

「ももさん聞いて〜」とプライベートのことまで話しに来てくれる可愛らしい後輩。トレーニング中は「これじゃあ足りない」と熱い姿も見せてくれる。熱くなりすぎて周りを火傷させたらダメだよ。

心は熱く、頭は冷静に





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