秋空に小さな春
=プロローグ= 「幼児教育」って? 今は日々その言葉に向き合っている。 まずは、そんな私について少し語ろうと思う。 私は私立女子校から系列の女子大国文科を経て企業に勤めた。 進学にあたり「幼教」を選択するチャンスもあったが、 その当時は、就職先が限られる・・・様々な経験のチャンスが減る・・・ そんな気がして進路としてカウントしなかった。 当時30過ぎての結婚は晩婚とあからさまに言われた時代、 一般企業で13年間務め、友達内のアンカーとして32で結婚。 翌年には第一
久々にnoteに向き合っている。 ちょっと緊張。 私がこの鎧を身に着けたのはいつ頃だっただろうか・・・。 恐らく物心ついたころには既に身に着けていたと思う。 身につけたことのある人はわかるだろうが、 この鎧、実に重たい。 息苦しくて、歩みを止めたくなるほどに。 だから、何度も何度も脱ごうと試みた。 けれど、そう簡単なものではない。 実際、60目前の今も脱げぬままでいるのだから。 時に「脱げたか?」と錯覚することがなかったわけではない。 だけど、気づいてしまうのだ。
今日は50代最後の誕生日 夫は里帰り中、次男は帰省せず 家には、自らはコミュニケーションを取ることができない対人恐怖を持ちつつも勤勉な夏休みで帰省中の長男と私だけ 「これも企業戦略」と知りつつも、企業から届いた動画に心癒され、ありがたさを噛み締める朝です
母が突然逝きました こう書き出してから既に2ヶ月 この間、さまざまことがあり 気力が萎え 立ち上がり 記憶力が衰え それでもまた立ち… 後任者に自信を打ち砕かれ それでも笑い… アナボコだらけの自分に気づき… 嘆き また二本の足で踏ん張り・ そして 今に至ります 壊れたプライドや自信はいつか修復されるのだろうか… そんなことを思いながら まだまだ眠れぬ夜が続いています
「母の日」を待たず母が逝きました。 「母の日」に連絡が取れない母を案じ兄と共に実家へ。 硬直した母と兄妹、家族そろった過ごす最後の母の日となりました。 その日、学生時代を過ごした私の部屋の窓越しに燕の巣を発見。6兄弟の成長を間近で感じながら母を思っています。 ギフトかな?
マメに認めようと思ってはいるものの・・・ なかなかリズミカルにはいかずもうしわけないことです。 さてさて、前回から随分と時間が経ちましたが、テーマは「絵本の記憶」。 お忙しいでしょうか、今日も一時おつきあいください。 自分自身が絵本と親しんだ日々から20年以上の時を経て、長男の出産を機に、久々に私の絵本生活が戻ってきしました。 それこそ想い出は多数ありますが、その中でのひとつ「そらまめくんのベッド」とそのころのエピソードをひとつ。 私が出産したその病院の院長先生は、
既に何度か引用しておりますが、今回も教室の「今週のトピック」から拝借。 私の住むここ「さいたま」は、予報的中で激しい雨。 今は風も伴い、窓ガラスは雨粒で曇り、外の景色を楽しむことはできません。 かく言う私は、今日が定休日。 おかげさまで、こうやって分を認めているわけです。 今年は早くから暖かい日もあったので、早々に葉桜になってしまうのでは?と思っていましたが、予想は大きく外れ、今が盛り。 ご近所に立派なソメイヨシノをお持ちのお宅があり、それを愛でながらの通勤が楽しみの
皆さんの記事に目をやっていると、子どもの頃に読み聞かせてもらった図書・・・という言葉が多く出てきます。 私自身、自分の記憶をたどったときに、いくつか思い出と共によみがえるものがありました。 その中でも真っ先に想いう感が図書が「花さき山」です。 子供向け絵本というと、色使いもやさしく、絵も穏やかなものが多い印象がありますが、滝平二郎先生の描く「もちもちの木」やこの「花さき山」、せなけいこ先生の描く「ねないこだれだ」は、一線を画しています。 ともすればおどろおどろしくもあ
noteを拝読している中で、かいとさんの「僕は子育てをしない」という作品に出会いました。 このタイトルを見て思い出したことがあったので、一筆認めます。 子供たちが多感だったころと記憶していますが、多忙で子供達と多くの関わることのなかった夫に、ちょっとした嫌味も兼ねてこう尋ねたことがあります。 「あなたは、子育てについてどう考えているの?」と。 彼から返された言葉は、私の胸に深く突き刺さり、長い間の試行錯誤をもたらし、「今」に続く道程となった、そんな気がします。 「そ
「3・11」・・・もう13年もたっているのですね。 日常に戻っている私のようなものは「もう」と話しますが、「まだ」と思っている方も数多くいらっしゃるのだと思います。 思いの丈に寄り添えば、これを話題とすることの是非について悩みましたが、今週の教室の「トピック」冒頭で触れさせていただくことを決めましたので、内容を引用させていただきます。 この後、教室としての対策など話は続いていくのですが…。 水筒・・・ 水分補給は健康維持に必須! 自身だけでなく、新型コロナなどのウイル
お預かりしている生徒さんには、日本国籍以外のお子様もいらっしゃいます。 また、幼児教室ではありますが、私の勤務している教室は小学生のお子様も多くお通いです。 そんな中、 ・これからネイティブと一緒に学んでいく子供に日本語力をつけたい ・発語が遅いから心配 ・文字や本に興味をもたない ・学習の難易度が上がるとついていけなくなりそうで心配 ・読解力が足りないのでは・・・ など、保護者様の心配事をよく耳にします。 お預かりする生徒数が増えることはありがたいことですが、子供の数
毎月、自分なりにテーマを決め、お勧め本として教室に図書を展示しています。 気象庁が定めた「春」は3月~5月なのだとか。 そこで、今月は「春」にちなんで次の2つの図書を紹介することにしました。 皆さんにも、そっとご紹介したいと思います。 興味のある方は、ぜひぜひ手に取ってみてくださいね。 1冊目は・・・ 「はるがきた」 作:ジーン・ジオン 絵:マーガレット・ブロイ・グレアム 訳:こみや ゆう 出版社:主婦の友社 皆さんも「どろんこハリー」は読んだことがあるのではと思いま
私は、現在勤務している教室で、毎週保護者向けに「今週のトピック」なるものを発行しています。 所謂、お通いくださっている皆様へ向けたイベントや休講などニュースをまとめたものです。 前回は「桃の節句」について触れましたが、同様に毎回わずかながらコラムを書いています。 今回は、3月初めのトピックということもあり、「春」をキーワードに「童謡」というものについて考えてみました。 一部を引用し、皆さんにもご紹介したいと思います。 私は、小さな頃から歌は好きでした。 ただ、幼少
私は、現在週に1度のペースで、お通いくださっている保護者の方に、お知らせを兼ね記事を書いています。 と言っても、さほど分量があるものではありません。 その週の予定とか、お知らせとか・・・。 保護者様にとっては「事務的な方がよい」という方もいらっしゃるとは思いますが、私の性格(癖?)なのか、ついついそれ以外のことも認めてしまいます。 実際読んでくれているのか否かは不明ですが、誰か一人でも楽しんでくれるならなんて思って続けています。 毎回、保護者様や子供たちの顔を思い浮
キーくんさん、ごめんなさいね。 先ほど拝読させていただいたのですが、改めて私の自身の振り返り(戒め)として取り上げさせていただきました。 思えば、自分の教育観を、キーくんさんのようにしっかり棚卸できているのか?と聞かれれば、まだまだ、何も手を付けていない気がします。 そんな私に、改めて「しっかりしろよ!」と声をかけて下さったような気がして、またもや、引用させていただきました。 わたしは、プロフィールにモノあるように、チェーン幼児教室で教室長という立場で勤めています。