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この年齢になったらもう無理な努力はしない

今日は新しいパートの初日でした。
メンバーとの顔合わせ。
既に現場を仕切っている三人は私よりずっと年上に見えます、おそらく60代かな。
ベテラン社員さん、古株パートさん、見習いパートさん。

私が一番年下で新人ですからみなさん優しくしてくれます。
親切でいい人に見えて既に女同士の査定が始まっているのは毎度のこと。

押しのけてでも前に出るタイプか否か、競争心は?図々しさは?

なので、できるだけ控えめにしていましたが、見習いさんは目を合わせないし、たまにプイッとそっぽを向くので、おやおや?

最初にガツンと上下関係を示しておきたいのかな、と思っていたら、しばらくして状況が見えてきました。ベテラン社員のあたりが驚くほどキツいんです。
うわぁ〜って感じで、指導という名のパワハラですね、

「○○さん、それ違うっ」
「○○さん、早くして!」

その度に動揺しながらあたふたと駆け回る見習いさん。
注意されるたびにすいませんと謝り、
「私ってまだまだダメですね」
と落ち込むのを
「大丈夫よ」
とベテラン社員に励まされ。
側から見ていると
(あちゃ〜、やられてるよ)
完全にストレスのサンドバッグにされています。

機嫌を取るから舐められて文句を言われるのに……
そう思いましたが、良く考えれば自分もずっとこんな感じだったような。

(そっか〜私もこんな風に見えてたんだ)
何もわからない、何もできないとこういう扱いになってしまうのは仕方のないこと。

それでも素直に言うことを聞いて、怒られてもへこたれず。
反省しながら向上心のあるところをアピールしてよく動いて機嫌を取って。
その姿はまさに理想の下っ端、でも、全然幸せじゃない。

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楽な生き方とは?

他人の姿が過去の自分と重なるのを見ながら思いました。
「できるようになりたい」という気持ちを利用されるのはキツイよな。

「できないことをできるようになるのが進歩であり成長」
というのは若い頃の話で、この歳ではそう簡単にはできません。
できないことを怒られるのはメンタル的にも苦しいだけ。

だから人が続かないんだ……

これは冷静に、距離を取らないと危ないな、と感じたので傍観しつつ。

仕事の方は得意なことができそうなので「よしっ」という感じです。
やっぱり好きだと体が勝手に動きますね。
なので、このまま「好きなこと」を気づかれないようにこっそりやれたらいいなと思います。

今回はシニアの職場だし給料も安いので、適度に距離をおきながら5月の引越しまでなんとか乗り切れたらラッキーです。

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