自分を信じたら体が勝手に動き出した②3か月後に保育士試験を受けた感想
この夏、勢いで申し込んだ保育士試験、昨日と今日がその試験日でした。
いやもう、どれが正解かまったくわかりません!
合格率が低い理由はこれだったのかあ~っ!!
テキストに書いてあることは半分も出てないじゃんっ
後は知らないことばかり。
調査データの数字が正しいかどうかなんて、
「はあ?そんなの知るわけないしー」
超能力者じゃないってば💦
勉強したことがテストに出ないなんて、そんなことあります?
まあねえ、過去問を覚えただけで簡単に合格するなら、わざわざ高いお金を払って大学に行ってる人たちはどうなるんだ⁉って話ですよね。
大学に通って講義を受けて卒業するまでに2年もかかるのに、数千円の教科書を読んで3か月で合格したら「ちょい待てよ……」ってなるよなあ。
そもそも、なぜ受験しようと思ったのか
学童保育で働いていた時に、「資格がない」と言われたことがきっかけです。
給料も違うし、教員免許や保育士の資格のある人は「先生」と呼ばれるのに、ないと「さん」づけ。なにそれ、すっごく偉そうなんですけど!!
パートで主婦ならみんな立場は同じだろうって。
「私だって歯科医師免許を持ってます」
と言いたくなるのをグッとこらえて、「先生」と呼ばれないことに引っかかるのは自分に原因があるから。
必死に勉強して大学を出たのにっ
そう言っても疎まれるだけなので、「はいはい、ただの庶民で~す」と笑顔でやり過ごしながら、「先生」の資格を取ってやると思ったわけです。
お金があれば大学の通信を受講して、教員免許をひけらかすことも出来るのに、そんなお金も時間もないので、ここはお金をかけずに努力でカバー。無課金で保育士に合格するぜっ
とまあ、怒りと共にやり始めたわけですが。
三日坊主で終わるかと思ったのがそのまま続いて、最後までやり切ってしまいました。
2日間で9科目という中々ハードな試験なんですけど……
元小学校の先生なども受験するそうで、受験者のほとんどは40代。その中には、白髪混じりの初老世代もちらほらいて。
なんだ、私だけじゃない、みんな頑張ってるんだ……
もはやこれっきりで終わりそう
ここまでやり切ったらもう合否なんかどうでもいいです
合格するまで何度も受けるためのモチベもないし。
そもそも、資格が欲しいだけで保育士の仕事をする気は全くゼロ。
実際に仕事をするのが大変なのは既に経験済みなんで。特に資格の必要な仕事って何かと勿体つけられるのでメンドクサイですよね。
勉強は大変だったけど、社会福祉や今の子育て制度など、全く知らない分野は新しい知識ばかりで新鮮でした。福祉ってこんなシステムになってるんだとちょっと詳しくなったりして。
ひょっとしてこれから役にたっちゃうかも。
今までと大きく変わったこと
それは、子供たちのことがすっかり頭から離れたということです。あれだけ子供や夫のことばかり考えていたのに、全く気にならなくなりました。
今や夫は単身赴任、子供たちもいよいよ大学卒業で来年には就職です。これからは全てが自分のため、自分の時間。
そんな気持ちになったのは久しぶり。 だから途中で投げ出さず、ここまで続いたような気がします。
ようやく人生のど真ん中に自分がいる感じ。
現実が自分を中心に回るようになりました。
ありがとう、私。
そして、母親卒業おめでとう!
これからは好きなことをやりながら、
世間の「できない」常識をぶっ飛ばしていくつもりです。