見出し画像

私たちは思い込みの中で生きている

ドイツの哲学者、エトムント・フッサールは言います。

私たちが生きている世界は、科学の概念に覆われていると。

ドクサ(=臆見)に覆われていると。

つまり、根拠のない信念や、思い込みの世界に身を置いているということです。


先日話題になった「洗濯マグちゃん」がまさに良い例ですね。

自分自身が直接経験したことのない対象であっても、「パッケージに書いてあるから」と、「洗剤を入れていなくても洗浄効果が上がったように思い込む」。

「本当にそうであるのか?」と疑わない世界。


本質を見極めるには、まず、素朴に信じるのではなく、疑うこと。
そして、自分自身が直接的に経験したことに即して探求していく必要があるようです。


ほんの少しだけ、今日の学び。

いいなと思ったら応援しよう!