インターハイ中止!どう捉えるかの前にやってほしい大切なこと
毎日note27日目
スポーツに携わっている僕としては衝撃のニュースが入ってきた。
オリンピックやJリーグやプロ野球などが延期や中止になっているニュースを耳にしていても、寂しいって感情はあったけど、どことなく遠い話の感覚がしてた。
でも今回のニュースを聞いた時にとても悲しい気持ちや悔しい気持ちが僕の中で沸いてきた。
トレーナーで携わっている私立高校の3年生は30人以上いる。その中でインターハイで引退を考えて活動してきた選手がけっこういる。
僕が携わらせてもらって3年間通して見れたメンバーなだけにその子たちの気持ちが伝わってきてるのかな?
そんな中、今日の午前に予約が入っている子から夜中にLINEで連絡が入っていた。
早く送らなきゃって感覚で送ったのか、感情が乱れた中で送ったのかわからないけど、時間帯からして無理に送ったのかなって感じがした。
連絡としてはインターハイがなくなったから、施術を終了したいとの内容だった。文面もしっかりしていて僕への感謝の言葉、切り替えて大学受験に専念したいってことまで書いてある。
でも無理しているのはわかった。
それは彼の感情が伝わってきたのかわからないけど、この子にはしっかり感情と向き合って欲しいってLINEを見た時に思った。
その子はすごくしっかりしている子で、親にまで気を遣えるような子。
場の空気を読んで笑顔を出せる子。
メンバーに選ばれて最後のインハイには絶対出たいってことで当院に通っていた子。
そんな子が中止の決定を受けて間もない状態の時にすぐに切り替えるなんて難しいと思う。強がってる感じがあった。
電話で声を聞くとやっぱりそう。
強がってるし、僕にまで気を遣ってる感じ。
僕は話を聞きながら悔しいとか悲しいとか感情は出していいことや、無理にすぐに切り替えなくてもいいんだよってことを伝えた。
案の定、彼の口からたくさんの気持ちが溢れてきた。
顔はわからないけど少しは声が軽くなった感じはした。
少しは感情と向き合えたのかな?
こんな時ってどうしてったらいいか、どんな言葉をかけたらいいかって親やコーチ、監督とかってそれぞれの考えや経験があるから、答えってばらけると思う。
「この経験が必ず人生に役にたつ」
「この悔しい思いを冬に向けてぶつけよう」
「この現実をどう捉えるかが大切だ」
とか、色々な言葉があると思う。テレビでもよく聞くし、実際に僕も負けた時とかにそうやって言ってもらってきたから。
どれも大切だし、必要な考えであり言葉だと思う。
きっとどれが一番いいって答えもないんだと思う。
同じ言葉でも腑に落ちる子には落ちるし、落ちない子には落ちない。
僕が今思うことは、選手達には今の現実に対してどうとかああとか考えるとか、これからどうするああするとかをする前にしっかりと今の感情とは向き合って発散して欲しいなって思う。
無理に強がったり、逆に変に悲しまなきゃとかじゃなくて、感じるままに声に出してほしいし、周りを気にせずに泣いて欲しいと思う。
親とかチームメイトの事を考えずに自分の感情を出して欲しいなって思う。
じゃないと、その閉ざした感情が足かせになって、切り替えて勉強しても、冬の大会に備えて練習に励んだとしても、これが人生の経験になるんだと思って進んでも、ブレーキを踏みながら進んでいくような感じになってしまう。
それこそその先で中途半端な結果になりやすくなっちゃうんじゃないかな。
人生には無駄なことはない。
現実は捉え方次第。
それは間違ってない。
けど、今の自分の感情を受け入れずに進んでしまうと、それは形を変えてまた同じような経験をすることになる。
そんな周り道をせずにしっかりその時の自分と向き合って進んで欲しいなって思う。
これも僕の考えであるから正解や不正解はないんだと思う。
けど、今たくさんの選手がやりきれない思いを抱えているのは事実だと思う。
そんな選手達が少しでも前に向ける準備ができるように僕の知っていることは伝えたいなって思った。
うん、伝えたいなぁ!!
私立高校の監督さんに僕の思いを伝えて行動してみよう!!
書いてたら今やりたいことみっけ♬
今日も大切なことに気づけてよかった(^-^)
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