とうとう余裕ぶっていた私にも中年太りがやってきた。
というかそれも気づかないフリをしてきた期間が長かっただけで、けっこう前からお越しになっていた。
具体的には、コロナ禍とリンクして、2020年3月から2023年8月までに私の体重は7kgほど増加し、大陸に飛んだあとの10か月あまりでさらに2kgが上乗せされた。
その2kgが曲者で、たかが2kgしかし2kg、ついた場所が最悪だった。
「俺が中年太りだ!」
念押しするかのように、よりによって腹に居座りやがったのだ。
そうなると、もう気づかないフリもできないようになった。
根が自堕落な私の事だから、放置しておけばヤツはさらに大きく育つことだろう。
そして、ゆくゆくは、私はバーバ的な何者かと化すことだろう。
いうまでもなく、バーバファミリーは愛すべきステキな方々だ。
だが、たとえ億が一ギャルに「可愛い」と言っていただける可能性があったとしても、やはりバーバ的な何者かになりたいとは思えない。
現在の私は175㎝の75kg。
加齢による基礎代謝能力の低下もあって痩せるのは難しいと思われるので、筋トレなどでガチムチ路線を目指すのが吉と思われる。
しかし…あ~、嫌だいやだ。
だが、私の腹に鎮座ましますバーバの眷族が沈黙を守りつつ脅しをかけてくる。
といおうか、ポッコリと出っ張る。
Welcome to the Barba Family….
note 1
バーバパパ(Barbapapa)の由来となった「barbe à papa」というフランス語は「綿菓子(『パパのヒゲ』から転じて)」という意味だそうだ。また作者はアメリカ人絵本作家とフランス人絵本作家の夫妻であることから、ハイブリッド(私はハーフという言い方が嫌いなので)であるといえる。
note 2
「Barba」のつづりを知るためにWikipediaで調べたところ、シリーズ1作目の『おばけのバーバパパ』の原題は「Barbapapa」で、邦題は『オバケのQ太郎』を意識したものとのことだった。改めてGhostGoldとの縁を感じたが、腹に関しては無縁でいたかった。
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