身体管理学は人生に【選択】を与えるもの
こんにちは。
日本身体管理学協会事務局の新美です。
本日もnoteをご覧いただきありがとうございます。
前回からは『身体管理の7原則』についてお伝えしております。
本日3つ目の原則となる【選択】です。
『選択』という言葉にはさまざまな意味合いがありますが、
ここで言われている『選択』とは、
幅広い選択肢の中から選ぶことができるという意味になります。
また、『幅広い選択肢』という言葉の中にも
さまざまな捉え方ができるかと思います。
例えば「運動・栄養・休養」という選択肢。
例えば私が、何かお客さまの課題を解決する必要に迫られた時、
もし私に運動による解決策しか備えていなかった場合と、
運動だけでなく、栄養や休養の観点からも指導できる視点を兼ね備えているのでは、
課題を解決できる可能性は高まることになるのではないかとお思います。
そういった意味で選択肢に幅があることは身体管理にとって重要なことであると考えます。
また、一部のトレーナーなど専門家の中には、
あれをしなさい、これをしなさい、
あれはするな、これもするな、
というような行動制限をかける方もいます。
とくに、健康系のハウツー本などに目を通すと
そのようなことが書かれているのが散見されます。
例えば食べ物や化粧品、洋服、洗剤に至るまで、
様々なものについて
「あれは使ってはダメ」「これは食べてはいけない」
というような話です。
もちろん、量や頻度によって、何事も「やり過ぎ」や「やらな過ぎ」は身体に対して一定の影響を与えると思いますが、
そう言ったことも含めて本来は「各自が選択できる」ことが大切なのではないかと思います。
そして、そのために必要なことは『情報』ではなく、
選択できるようになるための『知識』や、それを使った『考え方』ではないかと思います。
情報過多の時代だからこそ、
専門家と言われる人たちが問題を単純化して答えを出すことは、
目先で見れば一般の方にとって答えをもらえた満足感や安心感はあるかもしれませんが、
それは一方で考えることを奪うことにつながってしまうのかもしれません。
また同時に選択肢を奪うことにもつながります。
身体管理学は、単に言われた答えを鵜呑みにするのではなく、
必要となる知識を使って、自らが考えて、様々な選択肢の中から、
自分のライフスタイルにあった目的や方法で身体をより良くすることである
ともこの原則から言えるのではないかと思います。
発行元
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一般社団法人日本身体管理学協会
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