身体管理学協会ニュース【2025年2月1日発行】
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身体を正しく管理できる人を日本中に増やそう!/日本身体管理学協会事務局
◉今週のごあいさつ
早くも2月になりました。
年が明けてから1ヶ月が経つのかー・・・と、思いも様々です。
この週末~来週にかけては数年ぶりの大寒波だとか。
東京でも積雪の予報です。
皆様、足元には十分にご留意くださいませ。
◉身体管理指導士®養成講座
春に養成講座を企画中です。
少しでもご興味をお持ちくださった方はこちらからご連絡ください。
◉内科系身体管理の視点
【第66回:「血液が作られるまで」】
こんにちは、神谷です。
このnoteを読みくださっている皆様へ、身体管理を指導するトレーナーに必要な内科系関連の情報を、最近のトピックス等を交えてお伝えします。
前回は血液のお話でした。今回も引き続き血液のお話を続けていきます。
血液がどのようにつくられていくのか?はご存知でしょうか。
常に私たちの体内を循環し、身体各部に酸素や栄養を運び、時に病原体と戦い、老廃物を回収する。
心臓の拍動は感じることが出来ますが、血液の流れの一つ一つまで感じ取ることはなかなかできませんね。
でも、確実に皆さんの体内を循環し、今日この時も休まず流れています。
血液は、骨のなかにある骨髄で作られます。
その基になっているのが骨髄にある造血幹細胞です。
ここからホルモンなどの働きを経て、赤血球系、白血球系、血小板系に分かれていきます。
また、リンパ節を通じてリンパ球が作られていきます。
不思議ですが元をたどると一つの幹細胞からスタートし、その後それぞれの血球に分かれていきます。
乳幼児期はほとんどすべての骨髄で行われているようですが、成人の場合の造血は、扁平骨で多く造血しています。
例えば胸骨や骨盤、肩甲骨、頭蓋骨などです。
身体が成長していくにしたがって、造血される場所が限局されていくのですね。
骨髄には動脈も静脈もあり、骨髄へ栄養を送り、創り出された血液を送り出していきます。
これまでのお話では血液が通る道である血管と、その血液を送り出すポンプの働きをする心臓のことをお伝えしてきました。
血液は人間の体に無くてはならないものですし、その性質の良し悪しは健康習慣によって左右されます。
血液が流れにくくなってしまうと、詰まりやすくなってしまい後遺症が残りやすい病気の原因にもなり得ます。
そうならないようにするためにも、日々の習慣を大事にしていきたいものですね。
◉編集後記
先日、休日を利用して妻と二人で富士山を眺めに行ってきました。
珍しく?高速道路の渋滞もなく、私たちとしては遅めの出発でしたが思ったよりも早く到着しました。
富士山。
なんというかその大きさや美しい形、独立自尊な感じが好きです。
写真だとこの大きさ感が伝わりにくいのが何とも惜しいです。
当日は山中湖に行ったのですが、有名なビュースポットは観光客でいっぱい(汗)
いわゆる「インバウンド」のエネルギーもたくさん感じました。
その後穴場スポットを見つけることができ、探してみるものだなと。
というわけで当日の富士山です。↓↓↓
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富士山を見て・・というわけでは無いですが、個人的にここまでチャレンジしてきた自分自身の学びの成果が問われる1ヶ月です。
またその先には新しい学びの機会が2つ3つと計画中です。
全力でチャレンジして、より良い学びを得て、また身体管理指導士の皆様に還元できるようにしていきたいと思います。