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#25 ヘパリーゼと私。こだわりを捨てると、世界は広がる。

先日、薬局で幾つか栄養ドリンクを買った。

久々に飲んでみたくて、リポD、ウコン、ウコン、と厳選した3本を持ってレジに向かった。

すると、薬局の店員さんに「栄養ドリンクはよく飲みますか?」と尋ねられ曖昧に返事をするとヘパリーゼをオススメされた。

なんでも、「毎日栄養ドリンクを飲むくらいなら、ヘパリーゼの方がコスパ良いですよ」とのことだった。

ほう、と思ったのは間違いなかったが、「まあ、それほど飲むわけじゃないので」とその場は断った。

しかし帰り道ですでに、私の頭はヘパリーゼのことで一杯であった。

良いものなら試したい、初体験という言葉に弱い私の性だ。

ググった結果、肝臓水怪物という豚のレバーなどが肝臓の働きをサポート、胃腸障害を緩和してくれるらしいことがわかった。

翌日、私は早速同じ薬局に向かった。

できれば同じ店員さんから買いたかったが、その日はおらず。

しかし、代わりの店員さんも親切丁寧で優しかった。

2種類のヘパリーゼとの違いも教えてくれ、より効果的というヘパリーゼGXの購入に至った。

購入した私に、店員さんが試供品のユンケルを渡したことにもハートを掴まれた。

単純なものだ。

どうせ買うなら、優しい店員さんのところで買いたい。

私はヘパリーゼを、この店で買い続けようと思った。

で、肝心のヘパリーゼだが、これは凄い。

特に力を発揮するのが、お酒を飲んだ翌日だ。

何度かヘパリーゼを飲んだ後に、アルコールを摂取したが、アルコールの抜けが信じられないほど早かった。

これさえあれば、多少無茶な飲み方をしても大丈夫そうだ。

無論、アルコールはほどほどに限る。

ただし、コントロールが怪しい際は、ヘパリーゼという味方がいると、より安心して飲むことができる。

私は、栄養ドリンクからヘパリーゼを提案してくれたことに感謝する。

ヘパリーゼ摂取など、これまで考えたこともなかった。

私の人生において店員さんの勧めがなければ、選択肢にすら挙がらなかった存在、ヘパリーゼ。

私は自分のペースを大事にしたいと思うが、

時には自分の殻を破り、新たな世界を覗くことも大切だ。

なんでもかんでも流されれば良いと言っているのではない。

バランスが大事だ。

しかし、私の頭がテコでも動かぬ頑固オヤジ級であれば、ヘパリーゼの素晴らしさを知ることはなかった。

新しい世界は、ある種、自分を捨てることで手に入るのかもしれない。

私はまだまだ広い世界を見ていきたい。

若く、刺激に溢れた人生を送りたい。

世界を広げたい方の参考に、

また愛すべきアル中どもの、肝臓の助けになれば幸いだ。

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