【雑日記6】ホテルの朝食
先日少し思い切ったことをしてみた。
最寄り駅の近くにあるビジネスホテルに、朝食を食べに行った。宿泊せず、朝食だけをのこのこ食べに行って来た。
朝いつも前を通るたびに気になっていた。何年か前にオーナーが変わって改装して綺麗になっていて中がどうなっているかも気になっていたし、昼のランチがいいらしいというのも聞いたことがあり、気になっていた。
でも、宿泊する必要がないし、ランチタイムに行くのも難しい。利用する機会がない。
と思ってたら、改装した当時の記事に「朝食は予約すればビジターでもOKらしい」との一文が。
朝食か!(その手があったか)
ちょっとドキドキしながら電話。
「宿泊はしないのですが、朝食だけいただくことってできますか?」
「宿泊はなしで、朝食のみのご利用をご希望ということですね?」
「はい。いつも前を通っていて気になっていたもので。へへへ」
「確認して参ります。(🎵〜)」
「・・・」
「お客様、朝食のみのご利用いただけます。いつになさいますか?」
「明日とかでもいけますか?」
「かしこまりました。受付のものにお名前をいっていただければご案内するよう手配しておきますね。お待ちしております。」
なんて心地いい対応。電話はすごく苦手だから見習いたい。
翌日ホテルにて。ロビーには早朝からスーツでピシッとしたビジネスマンたち。場違い感がすごい。
きっと今日は何かのプロジェクトで大きな商談があってクライアントにプレゼンをして、大事な契約をするのだろう。
朝食はメインのプレート(洋食 or 和食)と、食べ放題形式のサラダ・パン・ご飯・スープと飲み放題のジュース・コーヒー・紅茶という感じ。
洋食プレートを注文したら、料理人が調理を開始してくれた。その間にサラダやパンを持ってくる。
この自分で取るというスタイルは、旅行に行った時のあの朝食バイキングの感じだ。最高だ。
朝食バイキングって「幸せ」を具現化したようなサービスだよなぁ。と幸せを感じながら幸せについて考えていたら、できたての洋食プレート(幸せ)がやってきた。
スクランブルエッグと肉厚のハムと焼き野菜。出来立てっていうのが素晴らしいね。美味しい。
ビジネスマンたちはいつもこんないい朝食食べてるのか。いい仕事できるはずだよ。
その日は朝から貴重な体験できた。色々勉強になった。
宿泊もしないし、ビジネスマンでもないおそらくターゲットではないユーザーに対してこんな手厚いサービスを提供してくれるってすごい。
電話してみてよかった。
僕の願いは誰かが提供してくれることで叶うんだろうな。ありがたいな。
普段行かないところ行って、いつもと違ったサービスを受けると、そこで働く人がいてその丁寧な仕事ぶりに感動する。
色んな仕事があって、色んな人が働いているんだなって思う。スーツ着たビジネスマンだけが立派な仕事してるってわけじゃないよね。
もしあのビジネスマンズの商談が成功したとしたら、それは朝ホテルの朝食作ってくれた人たちのおかげでもあると思う。
2024.5.9
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