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【なぜ新卒から訪問看護で働くことが難しいと言われるのか】
・1年目から訪問で働くことができない
・まずは病院で経験を積んでから
沢山この周囲の言葉を頂きました。
自己紹介の記事で挙げたように、僕は小さなことにも疑問を持ちます。
そして、探求してしまいます。
「なぜ新卒から訪問看護で働くことができないと思われているのか」
(訪問看護:以下訪問)
について徹底的に分析、考察しました。
僕の結論
”新卒者が訪問で働くための教育体制が整っていない”
当時、新卒から訪問リハビリで
働くことを調べだしたのは、
新卒採用をしている今の会社と出会ったのがきっかけです。(2019年時点)
しかし、どのHPを見ても
「臨床経験3年以上〜」がほとんどでした。
「当事者の意見が聴きたい」
この一心で、調べていましたが、
情報が得られたのは1人のみでした。
大変貴重で有難かったです。
だからこそ、
過去の僕のように困っている人のためにも
記事を書かせていただきます。
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◯新卒から訪問で働くことができない理由
臨床経験が豊富な方は、
様々な場面を乗り越えて来られています。
だからこそ、
知識・技術の面での不安を含め、
「1人で訪問するリスクが高い」ことを
熟知しておられ、
利用者様、セラピストを守るためにも、
推奨しない背景があると考えます。
上記の意見の通り、
わからないことが多く、
大変苦労したのも事実です。
しかし、また疑問が出てきました。
「病院で経験を積む = 訪問で働くことができる」
がそもそも成り立っているのか、と。
実際に、新卒から訪問の現場で働いている中で
感じた、僕なりの結論。
「訪問で働くための教育体制がある = 訪問で働くことができる」
つまり、
「新卒者が訪問で働く教育モデルの構築が不十分であること」
が根本的な原因である、との結論に至りました。
教育体制を整えると言っても、
新卒者を1から教育し、雇用し続けるためには
時間・お金・労力のコストがかかってしまいます。
失礼ながら、事業所側としてのメリットがないと
新卒教育に対して積極的になれないことも事実です。
しかし、
これらの問題を解決することができれば、
”在宅サービスのニーズが高く、
訪問で働くセラピスト人口が少ない”
と言われている、
業界の問題も解決できると考えています。
そのため、
「新卒から訪問看護で働くことができない」
と認知されている現状に対し、
新卒から訪問で働く当事者としての考えを、
記事として書いていきます。
そして今後は、
訪問領域における「教育体制」を創っていける人間を目指していきます。
最後まで読んで頂き、有難うございました。
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☆ラジオ配信もしています!☆
日々現場で感じたこと、
自分が大切にしている価値観・考え方など
新卒訪問のをリアルな部分を話しています!
訪問でのキャリアを考えるきっかけになれれば幸いです。
<ラジオ>
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新卒訪問PT ヒロキ