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契約書レイアウトの自動化やってみた(SmartHR)

割引あり

中小企業にテクノロジーを届ける、TECODesignの杉野です。
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今回試してみたのは、いわゆる文書配付機能ですね。
雇用契約書、労働条件通知書、辞令などを電子送付して合意しようというものですね。多くの場合にはWordファイルをテンプレートで作っていて、ぼちぼち直して都度発行したり、アルバイトさんとかで一斉の更新が必要な企業さんでは、差し込み印刷したりして、一大イベントになっていますね。

freeeサインとかe-mu(弊社でサポートしています!)など、様々便利なツールがあります。

今回はSmartHRの文書配付機能のレイアウトを作ってみました。
簡単にいうと、いま使っているWordなんかの文書の書式を、従業員マスタデータから差し込み印刷するためにテンプレートを作っておける機能ですね。

このテンプレートのレイアウトはWYSIWYG(ウィジウィグ)という見た目まんまのレイアウトにする方式や、HTMLという言語(Webサイトとかに使われます)だったりで書いていくことができます。ブログを書いたことある人は、テキストモード/HTMLモードみたいな切り替えを体験したことがあるかもしれませんが、そんなやつです。

通常だと、WYSIWYG(ウィジウィグ)モードで、見た目もコツコツ整えていきます。さらに、差し込み項目も手動で選定していくのですが、これがなかなか時間がかかったり、変数名が似ているので見にくかったりとストレスもかかります。
それをいい感じにしてくれたらいいなぁ…と。

GPTsを使って作りましたが、変数テンプレートをがっちりマッチングして挿入してくれるのはかなり便利です。


まず、SmartHRの変数テンプレートを準備します。ナレッジとして取り込むためにpdf化します。

そのまま、GPTsでやり取りをしてアプリ化するだけです。元のファイルがこんな感じです。SmartHRのヘルプページから変数の一覧をコピーしてPDFにして、ナレッジとしてわたします。

SmartHRヘルプページより
「知識」のところにアップロード

これでいったん準備が終わりました。
後はアプリに対して、やってほしいことやアプリ名などをチャット形式でやりとりして作っていくだけです。

こうしてできた「SmartHR変換くん」に、テンプレート化したいもとのファイルをアップロードすると、見た目の成形と変数の差し込みをやってくれました!

実際に稼働させてみる

見た目の成形はまだまだ改善の余地はありますが、変数テンプレートを調べてセットするのはなかなかに面倒なのでちょっとした改善が進みました。

これを元に、
・もっと精緻なフォーマット成形
・カスタム変数が必要な場合の提案
ができるといいな、と思いつつ、現在も色々とお試し中です。


※この続きや日々更新される記事の全文は、個別購入以外にnoteにて月額400円の『2030年のバックオフィス(いのちだいじにプラン)』への加入でも読むことができます。今回はこのアプリを作るためにどんな指示を出してイルカの部分をこの先に記載しています。コピペしてGPTsに指示すれば同様に利用できるようになります。

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