「~してあげる」から「~してもらう」へ
(子どもに「~してあげる」という言葉遣いをしておられる方を目にして)
言挙げするようで恐縮なんですが、「~してあげる」という言葉、私はなるべく使わないように気を付けています。上から目線の言葉なんですよね、これ。それに、こちらが「与える」側、相手は「ありがたく受け取る側」ということを想定している言葉です。
人間は案外、こうした言葉の背景にある姿勢に支配されやすいので、言葉には注意しています。私は代わりに「~してもらう」を使っています。私の側から働きかけるんですけど、それは「~してもらう」という恩恵を、向こうが自発的にやってくれるといいな、という気持ちで。
でもあくまで、それをしてくれるかどうかは、相手次第。もししてもらえなくてもそれは恨むのは筋違い、という考え方をしています。
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