「べき・ねば」人間

(「べき・ねば」で自分を向上させていくべきだ、という意見に対し)
私は「べき」と「ねば」は、YouMeさんと出逢ってから「しんどい、つまんない」と思うようになりました。「べき・ねば」は、常に自分をマイナス評価する傾向があるんですよね。理想からマイナス何点、って。それが習性の人はいいかもしれませんが、その習性持ってる人は他人にもそれを強いる傾向。

そして他人に「べき・ねば」を強いると、その人はやる気なくすんですよね。反発するか、仕方なく従うかわり指示待ち人間になるか。その能動性のなさに、「べき・ねば」人間は、自分のストイックさを称賛し、自己陶酔すると同時に、自分のように能動的に「べき・ねば」になれない人間を軽侮する傾向。

「べき・ねば」を採用する人は、無意識のうちに周囲を無気力化し、自分だけが能動的になる環境を作り、それによって自分だけは特別な人間、と自己陶酔する環境を作りがちだと感じています。実は私自身がそうでした。YouMeさんと出会って目からウロコが落ち、そうした自分を恥ずかしく思うように。

「べき・ねば」人間は、理想とする人物像から見て自分はまだまだだ、と反省している分、自分は謙虚だと思いがち。けれど、「そんな思いさえ持たず、惰眠を貪っている人間のいかに多いことか」と周囲を見渡して、自分ははるかにマシな人間だと自分を慰め、特別感を味わっているように思います。

YouMeさんは「わたし?ああ、だめだめ!」と笑いながら、私のことに驚いてくれるばかりでなく、周囲の人の様子に驚きます。すると私だけでなく、周囲が活気づくんです。益々ハッスルして周りが輝き出す。YouMeさんはそれにまた驚いて、周囲はますます輝いて。

YouMeさんは常に自然体で、自分をひけらかしたり背伸びしようとしません。変に卑下することもないですが、ともかく私や子どもたち、周囲の様子に驚きます。その結果、周囲がどんどん輝き出す。活気づいていく。「あ、こっちの方がいい」と思って、YouMeさんを見習うようになりました。

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