気をそらす

かゆい、という娘(小1)。YouMeさんがムヒを塗ってくれても感覚が過敏になってるのか「かゆい、かゆい」と泣きそうな顔。YouMeさんもどうしようもない。
私が「よし、おまじないしてやろう」とニタニタ笑いながら近づくと、警戒した娘がキック、パンチ。私が「許さんねん、ゆるよねん」と近づくと。

娘はますます私を近づけまいと足を突っ張り、キック。そうしてほたえてるうちにかゆみは気にならなくなったらしい。何も言わなくなった。

子どもって(大人もそうだけど)、気になりだすと感覚が鋭敏になる。気になってる間は、どんな感覚も消えず、増幅されてしまう。

そういう場合は「気をそらす」ことが大切。もっと気になることが起きると、他の感覚はキャンセルされる不思議な仕組みがあるらしい。子どもに「気をそらせ」と言っても、気になることは気になり続けるので、誰が第三者が気をそらす役割を果たしてやると、あっさり気をそらすことができる。

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